日暮「また今日も雨…」

中御前「おや、日暮くん。こんなドア全開で何をしているんだい」

日暮「最近雨で湿気酷いでしょう?こうでもしないと僕にきのこはえて来そうで」

中御前「おやおや、だったら梅雨耐えれないよ」

日暮「う…そのときはそのときです。日本人特有の順応性で対応してみせますよ」

中御前「頑張ってもらいたいねえー。ん」

遼太郎・硝太郎「春樹さん」

遼太郎「僕達ちょっとの間」

硝太郎「お部屋空けますね」

日暮「二人ともどこか行くの?」

遼太郎「ええ。九州に」

日暮「九州、それはまた遠い所に」

中御前「分かったよ。もう行くのかい?」

硝太郎「はい、今日の夜に出る夜行列車で」

中御前「ん。行ってらっしゃい」

日暮「僕も九州、行きたいなぁ…」

中御前「ま、すぐ小春日和になるさ」

日暮「そうですね…」


 
 
日暮「それにしてもこのアパート、猫多いですね」

中御前「もちろんさ。マタタビ荘って名前もこの猫の多さから来てるのだからね」

日暮「勝手に集まるんですか?猫って」

中御前「近所の野良がここに住み着いたこともあるし、ノアさんが拾っておいでになったこともあるよ」

榊原「俺結構拾ってきちゃうんだよね。でも可哀想だもん、ぬこ」

日暮「ノアさん…何時の間に」

中御前「ノアさん、いま全部で猫何匹いるか把握できます?」

榊原「うん、50は軽く越えるかな」

中御前「ノアさんがここの猫の名付け親なんだよ」

榊原「ほれほれ、又吉、おいでなさい」

中御前「多分全部把握してるのノアさんだけだろうなぁ」

日暮「僕の部屋にも色んなの出入りしてますけど名前分かるの2、3匹ですし」

中御前「知らぬ間に入ってきてる野良猫とかいないんですかね?」

榊原「うむ、猫たちは必ず俺のところに挨拶しにくるから大丈夫よ」

日暮・中御前「!!!」