今年のアカデミー賞作品賞を獲得した「CODA」(邦題「コーダ~あいのうた」)を4月の上旬に観ました。
全くの予備知識なし。賞取ったってことで地元で再上映していたので、せっかくだからと思って。最初の公開の時、ちょっと観たいなと思っていながらあっという間に終わってしまって観そびれてたのです。
今となっては、よくぞこのタイミングで再上映!&映画館へ足を運んだ自分を褒めたい
音楽に溢れてて、しかもここぞという時の演出がグッとくる。
とにかく映画館で観てと周りに叫びたくなる佳作でした。映画館でなきゃこの映画の魅力が伝わりきれない。素晴らしい歌と劇場で体験してこそのあのシーン。なので2回観ました。配信待ってたらもったいないよー。
アカデミー賞にしては素直な作品だけど、個人的には近年見た映画の中で一番。
自分が音楽が大好きで音楽映画に甘いってのもあるかもしれないけれど。
見終わった後、あったかくてとても晴れやかで清々しい気持ちになりました。
青春映画でもあり、音楽映画でもあり、もちろん家族の映画であり、社会的な問題も含んでて、いろんな側面あるからもっと多くの人に見て欲しい。
決してお涙頂戴に走ってないし、わざとらしい感動の押し売りもないのに、自然と涙。
下ネタでは思わずクスクス笑い、また手話の豊かな表現力にも自らの認識を改めました。
ルビーの家族が本当にそこに居ました。
そして、多くの生徒を見てるからこそ気づく、一個人の飛び抜けた才能、、、
コレをちゃんと本人に伝えるのは、先生という職業の大きな仕事だと経験上かねてからずっと思ってます。
V先生、最高
*私もへたっぴながら合唱やってるので、呼吸法のとこなんか
なるほどなぁと興味深かったです。
挿入曲「Both sides now」(邦題「青春の光と影」)は私の世代には耳馴染みのある名曲で、この曲が肝になってるのも嬉しく、サントラ購入し車に積んで聴いてます。スターマンも懐かしかった。
あぁ、映画館で観て本当に良かった
これだから映画館通いはやめられない
「エール」や「シング・ストリート」は未見、そっちも見たくなりました。
~余談~
邦題のサブタイトル「あいのうた」、、、
頼むからこんな安っぽい邦題付けないでーー
バークリー音大、確かミッキー吉野がここを出てたはず。ゴダイゴ好きでした
当時リアルタイムで「愛は静けさの中に」を見てたのに、エンドロールに名前見つけるまでマーリー・マトリンだと全く気がつかなかった。髪の色のせいにしとこ。
「CODA」を観た二週間前にはこの作品も観ました。
音楽が大好きなので、ミュージカル映画はどうしても音響のいい映画館で観たくなる。
・・・若い頃もちろんこちらも劇場で観てます↓
このY字バランスのポスターが通ってる小学校の通学路にあって、
友達とポーズ真似したっけなぁ。
・・・さすがにリバイバル時だけど歳バレバレ
やっぱりバーンスタインの曲が素晴らしいわ~元々全曲知ってることもあって、
スピルバーグ版も悪くなかった。「アメリカ」とかノリノリで自然と身体が動いて。
あのシーンが一番良かったと思う。
ただ、新しい方のトニーとマリアにあんまり魅力が感じられなかった、、、個人的好みだけど。
それが感動の邪魔した感じ。
コロナ禍前の2018~2019は音楽系映画を見まくってました。言わずもがなの↓
エルトン・ジョンの「グッバイイエローブリックロード」が当時からめちゃくちゃ好き 青春の思い出の曲です。
60年代名曲が次から次へと
当然ながらBEATLES満載
配信、テレビ放映、レンタルじゃなくて、私がどうしても映画館で観たいのは
音楽系映画。あと
景色が雄大な映画。アクションが凄いヤツ。ハリウッド大作にありがちな大スペクタル映画。(もちろん健くんの映画も)
これらは小さい画面やシケた音響では魅力半減。劇場で観た作品をあとからテレビで観て何度ガッカリしたことか、、、
贅沢だと思いながら、映画館でそれだけに集中して観れるのは本当に幸せな時間。
「CODA」は絶対映画館 映画館で映画を観る喜び\(^o^)/\(^o^)/
あの瞬間を他のお客さんと一緒に息をのんで共有できたのはとても貴重な体験でした。
多くの国が配信先行だったのに日本はGAGAが劇場配給権を取ってくれたことに心から感謝。