みなさんお久しぶりです。
季節はすっかり秋ですね🌰🍂🍁
最近、「自分」について感じる事が沢山あり全部を抱えきれなくなってきているので、
ここでアウトプットして整理してみようと思います。
※長文なので、興味のある方だけ読んでください!!笑
Twitterには少し書いていましたが、
私はこの夏、自分の生き方や音楽との向き合い方に悩み、2ヶ月ほど体調を崩してしまっていました。
楽器とも初めてぐらい長く離れて過ごしました。
「頭の中に思い描く理想」と、「いまの身体や心の状態」にズレがあるというのは、正直とてもしんどい日々でした。
その状態のせいで仕事が思うように出来ず、
というよりも日常生活が普通に送れなくなって、沢山の人にご迷惑やご心配をかけてしまいました。
私の状態がどうであったとしても、そこに関しては周りの方々に本当に申し訳なく思っています。
どう考えても、自己管理不足には変わりないので。
これまで失ったもの、逃したチャンスも沢山あります。時間を戻せるなら今度はもっと上手くやりたいな、、なんて思ったりもします。
今回が初めての経験ではなく、心のバランスがうまく取れないことが今までにも何度もあって、
その度に少し休んではまた動き出す、を繰り返してきました。
「疲れても少し休めばまた元気になれるから大丈夫」
という思い込みが、今まで良くないリズムを生んでいたような気もします。
生きていれば、誰だってストレスを抱えたり、それが発散が出来ずにいるとしんどくなったりする事はあります。
「みんなも色々あるけどそれを乗り越えて頑張ってるのに、なんで自分は普通に出来ないんだろう」
もともと、色々と気にしやすい性格なのは自覚していましたが、
目に見える原因がないのにも関わらずすごく落ち込んだり、原因があって自分なりに対策をとっているのにも関わらずやっぱり沈んでしまったり。
もう、なんで???と思う自分がいました。
そんな気持ちの波が出始めたのを自覚しているのは、高校生ぐらいの時から。
音大に進学することを決めて、より深く音楽(楽器)に向き合うようになってからかもしれません。
楽器を吹くこと、表現していくことで自然と自分の心とも向き合うようになって、もともと持っていた繊細な部分をさらに感じるようになったのかも。
繊細さん。
これは、私が今回悩んだ時に、たまたま本屋で見つけて買った本のタイトルです。
「繊細さん」の本
著者:武田友紀
これを読んで、今までの悩みが消えました。
正しくは、悩みが消えていく希望が持てました。
書いてある事が私に当てはまりすぎて、「その気持ち分かるよ〜」、って言ってもらってるような気がしてボロボロ泣きながら読みました。
私は繊細さんだったんだ。
この本の中には、私が今まで自分の性格だと思っていたことが、気質だということが書いてありました。
例えば、
・自分をとりまく環境の微妙な変化によく気づく
・他人の気分に左右されやすい
・美術や音楽に深く心動かされる
・あまりにもたくさんのことが自分のまわりで起こっていると、不快になり神経が高ぶる
・デリケートな香りや味、音、音楽を好む
・短期間にたくさんのことをしなければならないとき、混乱してしまう
これらが、繊細さんと呼ばれる人の特徴の一部です。
性格と気質。似てるようで実はとても違う言葉。
性格は、少し努力すれば直せるかもしれないけど
気質は、身長や顔つきと一緒で、生まれ持ったもの。
「そんなに悩むならもっと鈍感になりなよ」
「色々気にしすぎだよ」
自分でも思ってたし、相談すれば周りの人にも言われてたけど、身長や顔つきを変えられないように、この気質も変えられないものなんだ。
と、ストンと腑に落ちました。
その繊細さを無くすことなく、でもコントロールしながら上手く付き合って生きていく。
その方法が沢山書いてあって、いま少しずつ実践しています。
すごく気持ちが楽になって、だんだんと元気を取り戻し、これからの不安も減りました。
そして、ありのままでいようとした結果、
同じように繊細さんな人達が自然と集まってきていて(私がそういう人達と関わるように向かってるのかも?)、相談してきてくれたりして、この本を紹介したりしました。笑
仕事柄、周りに感性の豊かな人が多いので、探せば繊細さんはもっと沢山いるんじゃないかなあ。
というより、誰の心の中にも繊細さんはいて、その感覚をゆるしてあげることは大事なのかなと思います。
なんだか苦しくなったときには、この本を読むのはオススメです😌
繊細さんな自分とどう上手くつきあっていくか
正直まだまだ課題は沢山ですが、この気質を活かしながら無理なく生きていけるようになれたらいいな。
そして、繊細さんが生きやすい社会になるように、自分に出来ることを探していきたいと思ってます。
そういう思いから、あえて文章にしてみました。
ありのまま伝えるのは正直怖いし、私に今後接しづらくなる人もいるのかもしれないけど、もし少しでも誰かに寄り添えたりするならそれでいいかなと思って。
最後に、しんどい時期に色んな形で支えてくれた家族や友人、ファンのみなさんに心から感謝します。
これから音楽でしっかりとお返ししていきたいと思っていますので、お会い出来る日を楽しみにしています😊