アニメ「地縛少年花子くん」 エピソード⑨
第九の怪 お茶会 考察
七峰桜の正体と境界について考察していきます。
アニメ第九の怪にてヤシロは夏彦とつかさに連れ去られ桜の元へやって来ました。
連れてこられた場所は綺麗なお屋敷のような場所でティーセットやカップケーキが用意されていました。
まず大前提として、七峰桜は怪異であると考えられます。
第九の怪で桜はつかさと契約を交わしていることが明らかになりました。
花子くんは何か一つを代償に生者の願いを叶える怪異、つかさは何か一つを代償に死んだ者の願いを叶える怪異です。
よって、桜はつかさと契約をしているので死んだ者だということになります。
そしてヤシロが連れてこられた場所ですが、恐らく 七峰桜の境界 だと思います。
その理由として、境界には水があるという条件がありますが、ヤシロが連れてこられたお茶会の間は床が水浸しなのです。
また、椅子が突然怪異のような姿に変わりヤシロを拘束したことからもここは此岸の世界では無いと思います。
ただ、現時点では情報が少なすぎて七峰桜が何の怪異なのか、目的は何なのかが読めません。
お茶会の間が境界=お茶会に関する怪異なのでしょうか?
そして、桜はヤシロに白桃の香りの緑茶を差し出していますが桃の花言葉は 「私はあなたの虜です」 「長命」 です。
ただの桃ではなく白桃をチョイスしているのは、白はヤシロのことを指しているのではないでしょうか。
桜はヤシロに対して「あなたとはずっとお話してみたかったの。」と言ったり、ヤシロを椅子で拘束したときも「本当はこんなこと気が進まないのよ。できれば助けてあげたい。だけどこの子(つかさ)には逆らえないから。」と言っています。
桜自身はヤシロに対して敵意はなく、むしろ助けてあげたいと思っているようです。
そのことから長命の花言葉である桃の緑茶を差し出したのではないでしょうか?
つかさと契約を交わしている以上、敵対している立場ではありますが桜自身は悪い怪異ではなさそうです。
桜はつかさと、何を代償にどんな願いを叶えてもらったのでしょうか?
今後の展開が気になります。