私、本業の方は、首都圏にあるとある学習塾で、集団授業の専任教師をしています。主として、中学受験をする小学生に国語社会を教えていますが、当校には高校受験をする中学生も通っており、週に1日は中学2年生に国語と社会を教える日もあります。
オンライン授業は、緊急事態宣言後の4月中旬から始まり、5月いっぱいまで行われました。
授業をやってみた感想は、圧倒的にストレスが少なく、スムーズに授業を展開できるのですが、これでいいのかな?という感覚は拭えない感もあります。
対面受験だと、集中力がなく、すぐにうるさくなったり、ボーっとしてしまう子を、授業へ引き込む努力が可能です。
私の場合、授業中、授業への集中度を上げるために何度も名前を呼びかけます。「…だよね?◯◯くん」のように、すると、その一瞬、気持ちがシャキッとして、集中力が落ちていても、若干上がったり、軽い眠気くらいならふっ飛んだりもします。
ですが、オンライン授業の場合、9分割された小さな画面に二次元的姿が写しだされるのですが、集中力が落ちている生徒を感知することが難しいです。
そうであっても、去年から教えている生徒たちなので、集中力に難がある子、その生徒の弱点などを把握しているので、たぶん、◯◯くんはこれ苦戦してるだろう、多分◯◯くんは集中力が落ちるころだろうと推測し、いつもの「多発呼びかけスタイル」の授業を展開しました。
やはり、生徒のレスポンス、表情、手の動き、などがわからない分、対面に比べると手応えを得られず、学習内容の定着は何割減…?なのかなとも感じました。
また、学力をつけさせるには、塾の授業だけでは不十分で、とりわけ、家庭学習の習慣をつけさせるための宿題の指導は重要です。
私の場合は、その日のうちにチェックして、一言とともに、その日に返却するスタイルです。毎回その日にチェックされ、何か言われるから、他の教科より、圧倒的に取り組みがよいです。それがオンライン授業では、できなくなり、学力には大きなマイナスと思われました。
ですが、御父母の声は意外にも、ポジティブなものが多かったのです。
というのは、対面授業がなくなり、ご不満を感じていることが予想されるので、当塾では、この期間、全塾生に「様子伺い」のお電話をしました。
全体の9割がポジティブな反応でした。それは、こんなときでも授業をやってくれるだけでも嬉しいという感想が多く、大半の方から感謝のお言葉をいただけました。
それは、ただ休校という塾も多かったからかもしれません。なんと、あの日能研さえ、休校、オンライン授業はやっていなかったそうです。
「生活にメリハリができて良い」
「授業は親子で楽しんでいる」
などの声も多く、
自粛自粛で、漠然とした不安や、ストレスがかかる中、当塾のオンライン授業という番組が、閉塞感のある毎日のなかの、よい気分転換として機能していたようでした。
私は、プロの教師として、オンライン授業の限界を感じていましたが、そもそも、学校がなく、外出もままならない、レベルから見ると「感謝しかない」という声が一般的だったようです。
ただ、全体の1割くらいでしょうか。ネガティブな声もありました。教師の直接指導がないから、集中力がもたないことや、宿題のチェックが疎かになる分、普段と比べて、学力がつかなくなること、などを心配する声がありました。
それは、私自身最も気がかりなことばかりで、実にもっともなご指摘でした。
それが、ほんの1割程度という少なさが意外ではありました。これは、教育熱心な中学受験をさせる保護者にしては意外すぎる結果ですが、それほどまでに、この2020年3月〜5月の日本、いや世界が、異常な事態だったのでしょう。
私としては、感謝の気持ちをありがたく受け止め、緊急事態宣言解除となり、ようやく対面受験が始まった今、これまで、見てあげられなかった分も含めて、精いっぱい、宿題の指導、対面の指導に力を尽くしたいと考えています。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
オンライン授業は、緊急事態宣言後の4月中旬から始まり、5月いっぱいまで行われました。
授業をやってみた感想は、圧倒的にストレスが少なく、スムーズに授業を展開できるのですが、これでいいのかな?という感覚は拭えない感もあります。
対面受験だと、集中力がなく、すぐにうるさくなったり、ボーっとしてしまう子を、授業へ引き込む努力が可能です。
私の場合、授業中、授業への集中度を上げるために何度も名前を呼びかけます。「…だよね?◯◯くん」のように、すると、その一瞬、気持ちがシャキッとして、集中力が落ちていても、若干上がったり、軽い眠気くらいならふっ飛んだりもします。
ですが、オンライン授業の場合、9分割された小さな画面に二次元的姿が写しだされるのですが、集中力が落ちている生徒を感知することが難しいです。
そうであっても、去年から教えている生徒たちなので、集中力に難がある子、その生徒の弱点などを把握しているので、たぶん、◯◯くんはこれ苦戦してるだろう、多分◯◯くんは集中力が落ちるころだろうと推測し、いつもの「多発呼びかけスタイル」の授業を展開しました。
やはり、生徒のレスポンス、表情、手の動き、などがわからない分、対面に比べると手応えを得られず、学習内容の定着は何割減…?なのかなとも感じました。
また、学力をつけさせるには、塾の授業だけでは不十分で、とりわけ、家庭学習の習慣をつけさせるための宿題の指導は重要です。
私の場合は、その日のうちにチェックして、一言とともに、その日に返却するスタイルです。毎回その日にチェックされ、何か言われるから、他の教科より、圧倒的に取り組みがよいです。それがオンライン授業では、できなくなり、学力には大きなマイナスと思われました。
ですが、御父母の声は意外にも、ポジティブなものが多かったのです。
というのは、対面授業がなくなり、ご不満を感じていることが予想されるので、当塾では、この期間、全塾生に「様子伺い」のお電話をしました。
全体の9割がポジティブな反応でした。それは、こんなときでも授業をやってくれるだけでも嬉しいという感想が多く、大半の方から感謝のお言葉をいただけました。
それは、ただ休校という塾も多かったからかもしれません。なんと、あの日能研さえ、休校、オンライン授業はやっていなかったそうです。
「生活にメリハリができて良い」
「授業は親子で楽しんでいる」
などの声も多く、
自粛自粛で、漠然とした不安や、ストレスがかかる中、当塾のオンライン授業という番組が、閉塞感のある毎日のなかの、よい気分転換として機能していたようでした。
私は、プロの教師として、オンライン授業の限界を感じていましたが、そもそも、学校がなく、外出もままならない、レベルから見ると「感謝しかない」という声が一般的だったようです。
ただ、全体の1割くらいでしょうか。ネガティブな声もありました。教師の直接指導がないから、集中力がもたないことや、宿題のチェックが疎かになる分、普段と比べて、学力がつかなくなること、などを心配する声がありました。
それは、私自身最も気がかりなことばかりで、実にもっともなご指摘でした。
それが、ほんの1割程度という少なさが意外ではありました。これは、教育熱心な中学受験をさせる保護者にしては意外すぎる結果ですが、それほどまでに、この2020年3月〜5月の日本、いや世界が、異常な事態だったのでしょう。
私としては、感謝の気持ちをありがたく受け止め、緊急事態宣言解除となり、ようやく対面受験が始まった今、これまで、見てあげられなかった分も含めて、精いっぱい、宿題の指導、対面の指導に力を尽くしたいと考えています。
最後まで読んで下さりありがとうございました。