エマ・ストーン主演の映画
「哀れなるものたち」を観てきました。
予備知識なしで行ってきたのですが、
宣伝の、エマ・ストーンの服の
シルエットを見て中世の女性のような、
兵士のようなイメージだったのですが、
全然違う内容でした。
ネタバレも入りますので、これから情報入れずに
ご覧になりたい方はここでサヨウナラ👋
マッドドクター(ウィレム・デフォー)によって
なくなったばかりの妊娠中の女性の体に、
胎児の脳を移植して誕生したのが、ベラ
(エマ・ストーン)。
なので、体は大人の女性で、新生児から
成長していく様子を描いた映画です。
登場時は、ロボットのように動きがぎこちなく
会話も、うめき声や単語を発する程度で、
トイレトレーニングも、まだ。モノクロで
描かれる不思議な世界は、そのファッション
からも、時代背景が掴みにくくて、とても
クラシックな時代かと思いきや、博士の
技術は(違法でしょうが)最先端。
成長のスピードはとても速く、やがて
性の目覚めを迎える。博士に心酔する助手
(ラミー・ユセフ)は、ベラと結婚を勧められ
自分も好意を持っているため、快諾。しかし
結婚まで交渉を持たない。その結婚の契約書を
作りに来た男に誘われるままに、ポルトガル
への旅行(冒険=外界との接触)に出かける。
初めは、男と2人の世界。
そこから外に出て、買い食いをしたり
人々の喧騒にまみれ。全てを実験体である自分
の実験だと称するベラと、ジゴロを気取り、
ベラを一時的な相手だと思っていた男。
時間が経っても、男に対する感情は変わらない
ベラと、沼にはまっていく男の溝は広がって
いく。ベラの関心を取り戻したい男は、豪華
客船のたびに半ば誘拐のように旅程変更。
知的な老マダムと皮肉屋のつばめ(?)に出会い、
ますますベラの知的な好奇心は高まっていく…。
思い出したのは、「ガープの世界」や
「ホテル・ニューハンプシャー」の原作、
ジョン・アービングの世界観。
特異な生の受け方で世に誕生した主人公が、
次々に、運命に翻弄されていくけれど、
主人公はあまり後ろを振り返らない。
向かってくるものを全て受け止めていく
姿が似ていると思いました。「フォレスト・
ガンプ」もそうでした。主人公の置かれた
境遇が次々に変わっていく話の展開は
ちょっと似ているなと思います。
ラストは秀逸。また観たいと思う作品でした。
おスス度は星3つだけど、みんなに勧めたい
わけじゃない、ってタイプの映画です。
tasayuryさんのブログで先ほど知ったの
ですが、イオンオーナーズカードの
イオンシネマの特典が変わるのですね!
料金1000円は変わらないけど、ポップコーン
またはドリンクの特典はなくなるとか。
めっちゃ残念😢ポップコーンの原価なんか
知れてるでしょうに(買うと高いけど)。
始まりましたよー
クーポン出てる!今から買う人ラッキーです。
いろいろ種類ありますが、どれか買います。