今日は朝から話題のインド映画「RRR」
を観に行きました。
話題にはなっているのに地方だからか、
3時間を超えるこのインド映画は短期上映、
しかも朝1回とか夕方1回のとても限られた
時間しか上映していないので、私には今日が
ラストチャンス。
朝一のイオンでまだ他のお店も空いてない
時間なのに発券の機械の前はものすごい行列。
結局買うのに20分以上かかり、ちょうど
始まったところか少しだけ過ぎたところで
ようやく見始めることができました。
(台数少ない増やして欲しい)
インド映画は見るのは初めてですが、
突然歌や踊りが入ったり時間がめっちゃ
長かったりと言うのは聞いていましたが、
失礼ながら、特殊効果のところが思ったより
今風だし、ストーリーもしっかりと伏線回収
したりと長丁場を感じさせない面白さでした。
以下ネタバレがありますのでこれから
ご覧になる方はここでさようなら。
ちなみに私は星5つ⭐️。
イギリス植民地時代のインド。傍若無人な
イギリス軍の振る舞いに耐えられず声を上げた
民のリーダー2人。彼らは違う立場ながら、
それぞれの志を持ち目的達成のためにデリーに
来たところ、少年を協力の末救う場で偶然
出会い意気投合。
→彼らが仲良くなるところの描写が、まるで
恋人同士のそれでよくある、「浜辺を裸足で
かけながら波しぶきを掛け合いキャッキャ
ウフフする」かのごとく、
馬とバイクでツーリングに行ったり
山に遊びに行ったり自転車の2人乗りしたり。
めっちゃイチャイチャしてますやん😓
父親から銃の扱いを教わり、いつか村人全員に
その武器を与えると言う使命を担う子供、
二束三文の金で誘拐まがいに買われていく少女
いちゃもんをつけて暴力を振るうイギリス兵の
描写など、話の根幹にあるものは決して軽くは
なく、非常に根深い、当時のインドの苦悩を
描いているのですが、「だからといって暴力は
いけないよ?」などと言う説教めいたメッセ
ージ性はありません。
→
ガンディーの非暴力どこいったんって言う位
悪いやつを殺戮していくわけですが、それまで
描かれるイギリス軍が、悪のエッセンスを
集めたような嫌なやつらなので、「まぁ、
しゃーないか」って感じるくらい、勧善懲悪を
徹底して描いています。「コンプライアンス?
何それ?」って言う感じなので、今どきの日本
映画にはできそうもない内容でも、痛快さが
思いっきり味わえます。
中盤にナートゥダンスの場面もありますが、
キレキレでめっちゃカッコイイ。
世界中でヒットしても、イギリスでは
どうなのかな?イギリス人はジェニー以外
本当にやな奴しか出てこない。
最後ミュージカルのカーテンコールのような
エンドロールの歌とダンスも楽しいです。
ツッコミどころはあるにはあります。
誰かと見に行ったら、それぞれのツッコミ
どころをネタに話も弾みそうですw