今回の旅行のメインは、息子の部活の試合の
応援のため。4年生で最後の大会なので、負け
たら引退と言うギリギリの緊張感の中、
行われた試合です。
試合会場の競技場の最寄り駅に降りたら、
夏に感動をもらった仙台育英高校の校舎の
近く。私立高校ではありますが、それにしても
立派すぎる校舎。写真は遠慮しましたが、
「ホグワーツですか?」と言うような海外感
あふれる素敵な佇まいでした。
会場は楽天Kobo球場のすぐ横で行われました。
試合は拮抗していましたが、わずかながら
及ばず負けてしまい引退になりました。
会場には歴代の先輩方も多く駆けつけて
くださり、また遠方から試合に臨んだ相手
チームの保護者の方々もいらしていました。
歓喜と落胆、真逆の感情が入り混じる中、
涙にくれる息子たちを見ながら、4年前の
高校野球が終わったあの日を思い出して
いました。
同級生のお母様とお話しする機会があり、
初めてお会いするのに同じ思いだなと思った
事は、やはり「今」はお金には変えられない、
息子たちの頑張る姿を見られたことは幸せ
だった、と言うことです。
来年以降も目標は後輩たちに引き継がれ、
頑張っていくことだと思います。そこに選手と
しての姿は無いかと思うと、私は只の傍観者
なのに、思った以上の寂しさが押し寄せてきます。
自分が味わったことのない青春を、そこに
見ているからでしょうか。疑似体験してきた
私の青春も一区切りついた、と言う事なの
でしょう。
普段は絶対に口にしない感謝の言葉が、
息子から送られてきました。
親なので当たり前の事だと思いやってきました
が「感謝している、本当に楽しい4年間を
過ごせた」と言うその言葉は何にも変えがたい
と思います。
良い仲間に恵まれて、必死に頑張った4年間は
これからの礎となると思います。
あ〜、良かったね。
こちらこそありがとう。