今日は雨の予報だったのですが、見るたびに

予報が変わる(予報じゃないじゃん)

思ったほど降らなかったのでよかったです。



音譜おまかせ広告です。クリックありがとうございます音譜



今日は、Amazon Primeでフランスの

2018年の映画「私は確信する」を見ました。




法廷もの、裁判ものが好きな方には

お勧めしますので、観たい❗️と思った方は

ここから先、ネタバレありますので

読まないでください。







これは実際にフランスで起こった事件の実話の

映画化です。






登場人物の中で、無実を信じて奔走する

シングルマザーはフィクションだそうですが、

250時間にも及ぶ関係者の通話記録が残されて

いたにもかかわらず、それを一切証拠として

採用していない、遺体も出ていないのに

殺人容疑で起訴する、被告の父親に対し、孫の

行く末がどうなるのかなどと恫喝し、罪を

認めるよう説得しろと言う検察。これらは

実際の出来事そのまま描いているようです。



法廷モノの映画は、アメリカ映画が群を抜いて

多いです。大きな弁護士事務所の人海戦術での

証拠集めや、逆に落ちぶれた弁護士と有能な

秘書や探偵のバディものに見られるような

爽快な結末など、フランス制作の、この作品

にはありません。


警察、検察のずさんな捜査に驚くのと同時に

弁護士の描き方、特にシングルマザーで料理人

として働くノラに対して250時間の通話記録を

文字起こしするよう頼み、彼女がつかんだ会話

から、真相を推測した推理を聞いても、

「君は裁判をわかっていない」などと

ヒステリックに突き飛ばしたりするなど

ちょっと理解しがたい。

真犯人を逮捕するのは、弁護士の仕事では

ないけれど、そもそも有罪か無罪かに関わる

根幹について、捜査や証拠は「全て仮定だ」

と言う理論以外に武器がない。「推定無罪」

前提に陪審員たちが誠実で良かったとしか

言いようがないです。


まあ、映画はノラを中心に描いているので、

弁護士の心情を描ききれていない部分も

あるのでしょうが。



またマスコミの報道の仕方1つで

心証が変わると言う点で、思い出すのが

「松本サリン事件」です。

詳細は割愛しますが、真相が分かるまでの間

冤罪被害者になられた男性に対する報道は

男性に不利な状況を次々に書きたて、まさに

犯人と言う前提でしたし、情報を拾い

読みしていた私も「そうなんだろうな」と

思っていました。恐ろしいことです。

あれから30年近く経っていますが、

何が変わったのでしょうね。



備えて安心。

我が家の常備品

もうすぐ届きます。あと1品と言う時に助かる❗️