はじめまして。
hmgorithmです。
このブログでは競馬を投資と捉え
手持ちの資金(100,000円)を殖やしながら将来的には
ダービーオーナー
を1つの目標として
そこに至るまでの経緯を綴っていければと思います。
さて、早速ですが
今週はジャパンカップが開催されます。
言わずと知れた“クラシックディスタンスのチャンピオンホース決定戦”であり
私にとって最も思い入れのあるレース(初めて馬券を購入したのがJCでした)です。
今回はその歴史を振り返ってみたいと思います。
第1回(1981年) 優勝馬:⑭メアジードーツ(牝5)(米)
・日本初の国際招待競走として創設
・1番人気は⑪ザベリワン(唯一の国際GⅠ優勝馬)(3着)
・優勝タイムは当時の日本レコード
・日本馬最先着は⑨ゴールドスペンサー(5着)
第2回(1982年) 優勝馬:⑩ハーフアイスト(牡3)(米)
・1番人気は④ジョンヘンリー(前年の米国年度代表馬)(13着)
・日本馬最先着は⑦ヒカリデユール(5着)
第3回(1983年) 優勝馬:⑭スタネーラ(牝5)(愛)
・1番人気は②ハイホーク(13着)
・日本馬最先着は⑥キョウエイプロミス(2着)
第4回(1984年) 優勝馬:⑩カツラギエース(牡4)
・JRAグレード制施行によりGⅠに格付け
・1番人気は①ミスターシービー(10着)
・日本馬初優勝
第5回(1985年) 優勝馬:⑮シンボリルドルフ(牡4)
第6回(1986年) 優勝馬:⑩ジュピターアイランド(牡7)(英)
・1番人気は⑥ミホシンザン(3着:日本馬最先着)
第7回(1987年) 優勝馬:⑪ルグロリュー(牡3)(仏)
・1番人気は⑥トリプティク(4着)
・日本馬最先着は⑭ダイナアクトレス(3着)
第8回(1988年) 優勝馬:⑯ペイザバトラー(牡4)(米)
・1番人気は⑤タマモクロス(2着:日本馬最先着)
第9回(1989年) 優勝馬:②ホーリックス(牝6)(新)
・1番人気は⑥スーパークリーク(4着)
・優勝タイムは当時の世界レコード
・日本馬最先着は③オグリキャップ(2着)
第10回(1990年) 優勝馬:⑩ベタールースンアップ(騸5)(豪)
・1番人気は⑨ベルメッツ(初のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス優勝馬)(7着)
・日本馬最先着は②ホワイトストーン(4着)
第11回(1991年) 優勝馬:⑭ゴールデンフェザント(牡5)(米)
・1番人気は⑤メジロマックイーン(4着:日本馬最先着)
第12回(1992年) 優勝馬:⑭トウカイテイオー(牡4)
・国際セリ名簿基準委員会(ICSC)により国際GⅠに指定
・1番人気は①ユーザーフレンドリー(当年の全欧年度代表馬)(6着)
第13回(1993年) 優勝馬:⑧レガシーワールド(騸4)
・1番人気は⑦コタシャーン(当年の米国年度代表馬)(2着)
第14回(1994年) 優勝馬:④マーベラスクラウン(騸4)
・1番人気は⑩サンドピット(5着)
第15回(1995年) 優勝馬:④ランド(牡5)(独)
・1番人気は③ナリタブライアン(6着)
・日本馬最先着は⑫ヒシアマゾン(2着)
第16回(1996年) 優勝馬:⑭シングスピール(牡4)(英)
・1番人気は⑨エリシオ(当年の全欧年度代表馬)(3着同着)
・日本馬最先着は④ファビラスラフイン(2着)
第17回(1997年) 優勝馬:③ピルサドスキー(牡5)(英)
・1番人気は⑬バブルガムフェロー(3着)
・日本馬最先着は⑨エアグルーヴ(2着)
第18回(1998年) 優勝馬:⑪エルコンドルパサー(牡3)
・1番人気は⑨スペシャルウィーク(3着)
第19回(1999年) 優勝馬:⑬スペシャルウィーク(牡4)
・1番人気は⑭モンジュー(当年の凱旋門賞優勝馬)(4着)
第20回(2000年) 優勝馬:⑧テイエムオペラオー(牡4)
・日本の最高賞金競走となる
第21回(2001年) 優勝馬:⑥ジャングルポケット(牡3)
・1番人気は④テイエムオペラオー(2着)
第22回(2002年) 優勝馬:①ファルブラヴ(牡4)(伊)
・中山2,200mで実施
・1番人気は⑦シンボリクリスエス(3着:日本馬最先着)
第23回(2003年) 優勝馬:①タップダンスシチー(牡6)
・1番人気は⑤シンボリクリスエス(3着)
第24回(2004年) 優勝馬:⑨ゼンノロブロイ(牡4)
第25回(2005年) 優勝馬:⑭アルカセット(牡5)(英)
・1番人気は⑧ゼンノロブロイ(3着)
・優勝タイムは当時の日本レコード
・日本馬最先着は⑯ハーツクライ(2着)
第26回(2006年) 優勝馬:⑥ディープインパクト(牡4)
第27回(2007年) 優勝馬:④アドマイヤムーン(牡4)
・1番人気は⑩メイショウサムソン(3着)
第28回(2008年) 優勝馬:⑯スクリーンヒーロー(牡4)
・1番人気は⑨ディープスカイ(2着)
第29回(2009年) 優勝馬:⑤ウオッカ(牝5)
第30回(2010年) 優勝馬:⑥ローズキングダム(牡3)
・1番人気は⑯ブエナビスタ(2着:1位降着)
第31回(2011年) 優勝馬:②ブエナビスタ(牝5)
・1番人気は⑬デインドリーム(当年の凱旋門賞優勝馬)(6着)
第32回(2012年) 優勝馬:⑮ジェンティルドンナ(牝3)
・1番人気は⑰オルフェーヴル(2着)
第33回(2013年) 優勝馬:⑦ジェンティルドンナ(牝4)
第34回(2014年) 優勝馬:④エピファネイア(牡4)
・1番人気は③ジェンティルドンナ(4着)
第35回(2015年) 優勝馬:⑮ショウナンパンドラ(牝4)
・1番人気は①ラブリーデイ(3着)
第36回(2016年) 優勝馬:①キタサンブラック(牡4)
第37回(2017年) 優勝馬:①シュヴァルグラン(牡5)
・1番人気は④キタサンブラック(3着)
第38回(2018年) 優勝馬:①アーモンドアイ(牝3)
・優勝タイムは当時の世界レコード
第39回(2019年) 優勝馬:⑤スワーヴリチャード(牡5)
・創設以来初めて外国調教馬の出走が0頭となる
・1番人気は⑧レイデオロ(11着)
第40回(2020年) 優勝馬:②アーモンドアイ(牝5)
全体を通して目に付くのが
1番人気馬の不振
と
牝馬の好走
です。
まず、1番人気馬についてですが
[9-6-11-14](勝率22.5% 連対率37.5% 複勝率65.0%)
と、馬券圏内にはそこそこ来るものの、勝ち負けの信頼はさほど置けない傾向となっています。
(但し、これは外国馬が出走することで能力比較が難しくなるというレースそのものの性質によるもので
外国馬の出走が減った近5年では3勝と、出走する外国馬のレベル・頭数によって傾向は変わります。)
続いて、牝馬の成績は
[10-10-7-67](勝率10.6% 連対率21.2% 複勝率28.7%)
と、1番人気馬にそれぞれの率では劣るものの、1~2着の回数20は1番人気馬の15回を上回り
優勝回数10は、天皇賞(春)の0回、宝塚記念の5回、天皇賞(秋)の6回、有馬記念の4回(いずれも1981年以降)と比べても圧倒的に多い数字となっています。
今年の1番人気はコントレイルが想定されますが
過去の傾向からは、1着か3着(もしくは4着以下の可能性も十分あります)
そして
2着には牝馬
というのが最もジャパンカップっぽい組み合わせとなりそうです。
