(木曜日の話)
午前中9時半頃出発
夜、小島さんの仕事が終わってから、車で迎えに行って一緒に苗場に向かう予定だったのだけど、小島さんが残業になってしまい、一緒に行けなそうなので、水曜の夜相談した結果、早いうちに一人で行くことになった。
少しでも良い場所にテントを張りたいし、おそらく前夜祭から参加できるのは今年が最後のチャンスだろうし、昼間出発するのにはそんなメリットもあるけれど、一人で4~5時間の運転は気が重い。しかも今年は場内の駐車場が取れなかったから(田代だった)、自分たちの荷物と小島さんの荷物と一度には一人で運ぶには、駐車場→(テント2つ)→会場→駐車場→(残りの荷物)→会場と、3回もシャトルバスに乗らなくてはならない。
ずっと50号線を進めば前橋に着き、関越道に入り湯沢で降りればあとは山を登るだけ。ただ、このひたすら50号が結構疲れる。
前橋の近くまで来ると、途中のコンビニでどう見てもフジに行くであろう人たちを見かける。
関越道に入ってすぐ雲行きが怪しくなったけど、音楽のヴォリュームをかなりあげて、気分を盛り上げよう。関越トンネルを抜けたら「そこは土砂降りでした」を覚悟してたけど、雨が降って来たのは駐車場に着いた頃だった。会場には午後3時くらいに着いた。
会場に着いてから思ったことは、一人だと寂しいってこと。あと、キャンプサイトの坂って結構きつかったんだっけなってことを思い出した。去年は、木曜の深夜3時くらいに着いたんだけど、キャンプサイトの埋まり具合は見た感じそれほど変わりない。それでも今年は2つテントを張れて、ある程度平らな場所が残ってた。
テントのインナーだけを2つとも張った頃、止んでた雨が降り初めた。こうなると大変だ、カッパを着て急ピッチでテントを張る、雨が入ってくるんじゃなく汗で服が濡れる。そして、ぐったりする。でも、休んでしまうと前夜祭までに荷物を運び終わらないかもしれないので、シャトルバスに乗り駐車場へ行き、荷物を持ってまたバスに乗りキャンプサイトに戻る。荷物が思ったより重くてキャンプサイトの坂がきつい。テントの中に荷物と自分の体を放り投げ、そして、ぐったりする。この時点でもう盆踊りの音が聞こえてきた。
キャンプサイトから橋を渡り入場ゲートへ向かう頃花火があがった。今日はお昼も食べてないから、もうフラフラだ。でもなんだか顔がほころんでくる。豚丼を食べてビールを飲んでレッドマーキーへ行くと丁度Rafvenが始まって、一気に楽しくなる。DJをはさんでINSPECTOR CLUZOの演奏が始まるとすぐ2杯目のビールが空になった。もう疲れてヘロヘロになってたことをすっかり忘れていた。
国松と連絡が取れて、苗場食堂で合流し、日本酒とご飯をもらい、その頃香里が会場に着いた。小島さんはちょっと風邪をひいたらしく、金曜の朝来るらしい。
香里と合流しまた苗場食堂に向かい国松たちと合流すると人が増えてた。おじさん2人と女の人2人。女の人の片方は栃木市の人だそうだ。栃木市のこともSAKEROCKのこともよくわからなくてごめんなさい。香里が持って来たお酒はすぐ飲んでしまって、いい具合をちょっとすぎた感じに酔っぱらいテントに戻った。
明日からが本番だっていうのに、もうかなり満足している。
つづく。
