こんにちは。


土日はバイナリーオプションお休みですから、抜け殻のように過ごしています。


さて、ブログ初更新です。まずは、私がバイナリーオプションに取り組んで以来、これまで使用してきた手法の変遷あたりから書いていくことにしましょう。


まあ、変遷と大げさにいったところで、そもそもFXトレードを始めたのが1年前。その後、バイナリーオプションへ移行してわずか半年ですから、手法の数なんて現在、使っているものを含めても片手で足りてしまいますが・・・。


そんななかで最初にご紹介するのが、タイトルに記したとおり、ヤフーオークションに出品されていた情報商材のなかのひとつ。FX時代は、就寝中のニューヨーク時間に突発的な為替変動が起き、翌朝、気が付くと虎の子の資金をそっくり持っていかれていた、となるのが恐ろしくて、投資金を翌日に持ち越さないデイトレード、なかでも、自身の性格にピッタリ合った“超スキャルピング”を専門的にやっていました。


そんなベースもあり、バイナリーオプションへ移っても違和感はゼロ。FXでの手法をそのまま使いつつ、当初から勝率60%をなんとか確保できていました。ただ、バイナリーオプションにおいて、収益アップを追求していくと、勝率60%ではかなり厳しいのも事実。理想はやはり80%以上のキープなんですね。そんなこともあって、手っ取り早く勝率アップを図ろうと手を出したのが、件の5000円手法でした。


『バイナリーオプション必勝マニュアル』として、開始価格5000円で出品されていたそれは、GMOクリック証券が行なっているバイナリーオプション、つまり“外為オプション”のみに対応したもので、中身は3種類の手法と資金管理に関するアドバイス。落札金額を支払うと、メールでファイルが送られてくるという、情報商材にはよくあるオーソドックスな取り引きスタイルです。


送られてきたファイルをプリントアウトするとA4サイズで5枚。大きめな文字でなおかつ行間たっぷりですから、圧縮すれば、A4用紙3枚に収まるボリューム。まったくもっていい商売です。この商品は、今もヤフオクに出品中。“バイナリーオプション”で検索すれば出てきます。私が落札した頃は、出品したてだったようで、新しいモノ好きのトレーダー達が質問したり入札したりと、それなりに賑わっていましたが、今では閑古鳥。まあ、そのあたりの鮮度落ちは出品者も重々承知なようで、外為オプションに対応した次なる手法をやはり5000円で投入。前のものと併売しています。そんなに儲かる手法なら、人に教えず、儲けをひとり占めにしていればいいのに。今となってはそう思います。


さて、ずいぶん引っ張ってしまいましたが、その5000円手法のなかのひとつをご紹介。もはや、誰でも知っている手法ですね。これを5000円の情報に堂々と盛り込んでいるところが素晴らしい。しかも、説明文には『ある雑誌にも掲載されていました』と明記。オリジナルでないことを自分から公言する神経の図太さ、いや、その無神経さに脱帽です。




●使用・設定するテクニカルツールは以下のとおり


・ロウソク足・・・・・・・・・・・・5分足


・指数平滑移動平均線(EMA)・・・・21



〔手法説明〕


EMA(21)の傾きがかなり出ている状態(トレンドが明確な状態)で、ロウソク足がEMA線にタッチもしくは近づいた時、反転を予想してエントリーするというもの。EMAの角度やローソク足のヒゲの長さ、EMAとの具体的な距離関係などについての詳細説明は一切なし。上昇トレンド時には押し目を、下降トレンド時には戻りを狙う手法です。タイミングを熟知している出品者は、3時間で5連勝。7000円を獲得できたと説明書に書き添えてありました。そんなに自信あるなら、せめて1回あたり1万円は賭けて欲しいところです。


実際にやってみるとどうでしょう。トレンドの傾きとロウソク足(ヒゲの形状や勢い)をかなりシビアに精査しないと、そう簡単には勝てません。1分足での現状把握も必要です。EMA(21)にタッチすると思っていたら突き抜けてしまうこともあるわけで、それを見届けた瞬間、エントリー取り消しの手続きを行なう必要に迫られたりします。とにかく、この手法一本でエントリーするのは無謀。エントリーに際して、判断材料となる別フィルターを用意しておくことは不可欠ですね。非常に確度が低く、不安をともなう手法であることがわかりました。


ご存知でしたか、この手法?