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条件

3/31でお互いがお互いを卒業する事に決まった。


その決断をしたみどりに私は反対しなかった。


いつも言っていたから。


「みどりが別れよう、って言えば私はすがりつくことはしないからね」


って。



悲しくて、あと3ヶ月半でこの人から離れないといけないと思うと、


心が崩れそうだった。声を出して泣きたかった。


でも決めたのは私自身。


初めてみどりが選んでくれた私の別れへの同意に、


私が悲しむ訳にはいかなかった。


我慢して「うん、分かった」って言ってたら、


我慢しすぎてか、なんだか笑えてきて、


ニヤニヤしていたらみどりに

「何笑ってるの」って苦笑いされた。






しばらくしてみどりが、条件があるんだけどね、と言った。


み「条件というか、提案?あと3ヶ月半、俺はひなたに全力で好きな気持ちを伝えるから、ひなたも色々我慢せずに俺を全力で好きになってな」


本気で好きだけれど、したいがままにしたら後戻りできない気がして100%好きでいられないよ、と私が常々言っていたから。


だからこんな提案をしてきたみどり。


でも今ならできると思った。


終わりがある恋なら燃え尽きようと思ったから。


声が聞きたい時は電話して、会いたい時は会いたいって言おう。


好きだと思ったら好きだよって言おう。


いっぱい優しくして、相変わらずヤキモチも妬くだろうけど、私が一番好きなんだから!ってちょっとうっとうしく怒ってみよう。


いつかしたいと思ってためてたサプライズもしていこう。


行きたいところには可能なかぎり連れていってもらおう。




今日から3ヶ月半、私はみどりの為に生きる事に決めた。


その後にみどりをきっぱり忘れる為に。。。

終わりの始まり

私は今まで何回もみどりに「別れたい」と告げてきた。

未来のない関係が辛くなって、もうやめたいと言ってきた。


でもその度にみどりは「でも好きだから、別れたくない」と言い、


私もやっぱり好き、離れられない、って別れられなかった。



今週始めに起きたとある出来事がきっかけで、私はまたみどりに「やっぱり別れよう」と告げた。


今まではどちらかというとみどりと一緒にいられない現実が辛くて別れを告げていたけれど、今回は少し違う。



みどりには家もある、子供もいる。


ある程度出来上がった家庭がある。


私はマイホーム購入もまだ、子供もいない。


まだまだ家庭を作り始めたところ。


でも、みどりといると、みどりの事ばかり考えてしまう。


旦那さんとの生活が現実なのに、


最近は家にいる事の方がフワフワした夢の中のような感覚。


感覚に見ずから陥っている。


マイホーム購入検討も、子供の事からも逃げてしまっている。


向き合えばみどりが遠ざかってしまうから。



でもそれじゃあいけない事は分かっていた。


悲しいかな、みどりといると幸せだけど、

この先、私を幸せにしてくれるのはみどりじゃない。




この事を、みどりときちんと話した事はなかったけれど、


みどりも分かっていた。気づいていた。




それを突き付けた今回の別れ。


お互い考えて、みどりがだした答えは


『来年の3/31までは一緒にいよう』


という決断。



私たちがさよならする日、、、ついに決まってしまったなぁ、、、

少し嬉しい