バックパッカーとして
1人でパリに到着

すぐにパリ北駅からユーロスターで
イギリスに移動するはずが…

ユーロスター終電を乗り遅れてしまった…

事情を説明したところ
次の日の朝、始発に乗せてもらえる事になった

とりあえずそこまでは良かった

ただ、すぐにイギリスに移動する予定だったので、
その時の所持金が
ユーロは現金で少し
あとはトラベラーズチェックしかなかった

とりあえず泊まるとこをどうしようか…
北駅の周辺を散策
地球の歩き方で地図とにらめっこ
ユースホテルまで歩いて行くことにした

ユースホテルまでは意外と遠くて
歩いてる途中に考えた

今日はもう遅い
即ちユースホテル着くのも遅くなる
でも明日のユーロスター始発は早い

よし北駅で野宿しよう

今、思えば有り得ない選択だけど
あの時はなぜかそれが一番いいと思った

そしてパリ北駅へ戻り
駅のイスに座った

さすがに3月でもまだまだ寒かった
食べ物と飲み物をゲットし
時間が過ぎるのをただただ待っていた

でも、まさか駅が閉まるとは思わなかった
駅から誰もいなくなり
シャッターも閉まり
どうしようか考えながらイスに座っていた

駅が閉まったら
駅の清掃が始まった
駅員が巡回してくる
声をかけられた

そら、駅閉めなきゃなのに人がいたら
声かけられるよね

フランス語で話しかけられたけど
フランス語分からず
英語で状況を身振り手振りで説明した

どうやら通じたらしい
良かった
でも、やっぱり追い出されるのかと思いきや

駅員さんから着いて来いとの指示

どうしよう
大丈夫かな
不安いっぱいで
でもとりあえず着いてくしかない

そしたら駅員さんたちの
休憩スペースで休ませてくれた

テーブルとイスしかない部屋だけど
寒くはなかった

まさかの親切な対応
本当に感謝

次の日早朝
ユーロスター始発時間より前に
休憩スペースに呼びに来てくれた

その後、無事ユーロスター始発に
乗車する事が出来た

今思い出しても
すごい経験をしたなと思う

あの時の駅員さんは
怪しくて確保していたのか
危ないから確保していたのか
と思い返す事もある

それでもあの時
休憩スペースで数時間だけでも
休むことができた事に変わりはない

どんな理由にしろ
あの時の駅員さんには
感謝しかない

ありがとうございました