月刊「選択」3月号で、前月に続き、
村上ファンドによる「電通」買収観測記事が書かれていたみたいです。


財務アナリストの雑感さんのエントリ
詳しくまとめられています。


村上ファンドの動向としては、
・軍資金6,000億円弱。
 ゴールドマンサックスやリーマン・ブラザーズを中心に電通を買収するという
 明確な使途限定とのこと。
・買収開始は1月頃から?
・2月末現在では既に相当数の株式を保有と。 
 なお、村上ファンドが次に大量報告書を提出するのは4月
  (注:ここで明るみになるのか?)
・転売先は?
 同記事では「米国リバティメディア」(住友商事とジュピターグループ形成)を
 例として挙げています。


ここに来て特集記事の内容が具体的になってきていると言うことは、
本当に進行中なのかもしれません。

我々の様な、映像関係の仕事をしているモノからすると、
大手テレビ局や電通というのは一種のアンタッチャブルな存在で、
その資金力や収益以上に影響力が喧伝されてきました。

ただ、村上ファンドの様な資本側の人間からすると、
ただの投資案件の1つなのでしょうね。

実際に大手テレビ局と電通などに寡占されている、
メディア、広告業界は日本の経済にとって弊害が多く思います。

特に感じる弊害としては、
競争がほとんど無いために変化を極端に嫌う
傾向があるように感じます。

その結果テレビ局は同じ様な番組を垂れ流し、
代理店は同じ様な広告を作り続ける。


今の世の中、本当にアンタッチャブルな存在は、
存在しないのかもしれません。


何事もなせばなる!



買収開始されたといわれている1月からみて、
まだ株価はさほど変化はしていないので、
もしこのウワサを信じる方は、
今のうちに仕込んでおけば大もうけできるかも(笑)!
(投資は自己責任で)