さっきのエントリーの続きです。


ビデオi-podが起こす中抜きで注意しなければならないのは、

すべてのコンテンツにおいて中抜きが起こり、
テレビ局を飛ばしていくというわけではない。

テレビという媒体は、そもそもがマス向けのモノであり、
ロングテールでいう下の80%の部分(視聴率の低い番組)
というのは全く切り捨てられる。

アマゾンの例を見ても分かる通り、
下の80%という部分に消費所は関心を持っていなかったわけではなく、
書店がその80%の部分を消費者にうまく届ける方法を
持っていなかっただけで、
アマゾンはそこを上手く解決することで、
新しい市場を作り出した。

僕がよくBlogで話している、
ニッチコンテンツというのは、
まさにこのテレビというマスメディアの中で
無視されてきた80%の部分であり、
ここを掘り返していくことに
大きなビジネスチャンスが有るのだろう。