私は日常生活が出来る程度のスペイン語が話せる。
それはアラサーの頃、通算4年程度の中米での暮らしの賜物。
ギラギラの太陽と壮大な山と海、そして程よい広さの都会。
ラテンの暮らし。
懐かしい。
ごはん美味しくて、よく食べてよく飲んで、ぽっちゃりしてたな。
一生懸命仕事もしたし、必死で子育てもした。
いつの間にかスペイン語で口げんかも出来るようになった。
渡航初期、『このチニータ(中国娘)、スペイン語分からないから、優しくしてやってね。』ってスペイン語で私のことを他の人に紹介する人がいた。
『今、あなたが言ったスペイン語、すごく失礼じゃない?』って言い返せない自分が情けなくて、悔しかった。
私はどうやら昭和の人間だからなのか、悔しい気持ちが原動力になるらしい。現地の友達たくさん作って必死で彼らからスペイン語も含め、思想や文化を学んだ。
あーしかしながら今でも悔しい‼️笑
ちなみにチニータ(Chinita)はアジア人女性全般に対する愛称です。
女の子好きのラテン男性はアジアっぽい女性と通りすがる瞬間に『チニータ』って囁くんです。
ギャー😵😱😵😱
初期は、ささやかれるのもギャー‼️だし、『は?日本人だし‼️』って人間小さい事思ってました。
でも、よくよく考えてみたら、じゃあ、あなたはアメリカ人とイギリス人と区別がつきますか?タイ人とベトナム人の区別つきますか?って話。
なんかやだなぁって思ってる私がそもそもレイシストやないか?って我に返って恥ずかしくなって自省した若かりし頃の私。
そして、月日が経ち、通りすがりの『チニータ』のささやきにすっかり慣れた私。
ニヤッと微笑む男性たちに『グラッシアス(ありがと)』とニヤっと微笑み返し、お礼を言えるまでにたくましくなりました。
あーあの頃は若かった❤️