とある現場の親子 | 大阪ねことこ

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猫を拾ったり里子に出したりしています。
増えないように、野良ちゃんは不妊手術だよ。

とある里親さんからの相談。

職場に猫が居着いてしまって、子猫を産んだ。

会社の人たちは猫に居着かれたり増えたりしたら仕事に支障があるから迷惑がられている。

里親さんが子猫を保護したいが捕まらないので捕まえる協力をしてほしい。



という案件。

捕獲協力だけでいいならするけど、条件として母猫の手術をすること。次が増えないように対処しましょう。ということで現場に。



捕獲器はたくさんは貸せないので一個。

子猫が入ったら洗濯ネットに移してキャリーで連れて帰る。母猫が捕まったらTNRで手術に病院に私が搬送する。

最初にTNRの母猫は元の場所に戻すと言ってても、会社側は隣だとか別の場所にしてほしがったりする。



猫を元の生活エリア以外に放すのはリターンでなく遺棄にあたるので犯罪になること、子猫は社員(里親)さんが保護をして親猫1匹だけが残ること、もしその母猫を他のエリアに捨ててきても他の猫なり野生動物が居付くので侵入できないように対策した方がいいと説明。

不妊化手術代は会社側が出すことで合意。


母猫がかかったと聞いて送迎したら耳カットしてある。

子猫の世話をしてるのが目撃されており、耳カットに見えるケガかもしれないのでお腹開けて確認をと手術に出した。



結果、母猫だが手術済みだった。

出産後に誰かが手術してリターンしていたようで、手術後の糸がついていた。母乳も出ていた。

過去にないパターン。

できれば保護にしてあげたいけど、今は人馴れゼロを家に入れる余裕はないので抜糸した後にリターンとなった。