TNRの協力者さんの娘さんから、知り合いの知り合いという遠いご縁での相談がありました。
聞くと崩壊っぽい。
協力者さんの検疫室(第一シェルター)に来てた子達を先に見る。
(いつもは野良ちゃんを保護する時に最初の隔離をする協力者さんのお家。昔お店をやっていた事務所だったお部屋。)
母と3匹子猫。
両方母猫は慣れている。
茶トラは兄妹亡くなったらしく1匹。
合計子猫4匹は引き取り。
母猫も、いけそうなら譲渡に出すつもり。
家の様子を写真で見せてもらったのがこちら。
これは酷そう…
と思いつつ今日現場を見に行きました。
意外にも普通の生活困窮者で、多分私と同世代もしくは年下?の夫婦とお子さん3人。
連れ帰った子以外の未手術猫は4匹、2匹はメスで妊娠中。
ベランダに自由に出て、脱走対策なし。
タバコ臭い。
ゴミ屋敷ではなく、素足で歩ける。(ゴミ屋敷は崩壊屋敷あるあるなのでスリッパ持参してたけど使わなかった)
手術は合計6匹だけで済むので、仲介者がお金を貸して私が行くいつもの病院で手術をすることに。
妊娠中の子は可哀想ですが堕胎。
可能であればできるだけ譲渡に回す。
ということで話をして、手術予約日を伝えて帰りました。
今は数が少ないけど、半年後だったら倍以上に増えてたと思うと、今相談がつながって良かった。
今まで見てきた崩壊屋敷が悲惨だったため、今回のは軽い崩壊だとは思いますが、一緒に来てた旦那は崩壊を見るの初めてでかなーり苦い顔になって。
飼い主も人生色々あるので予想外のこともあったかもしれないけど、ちょっと先を考えたら防げることも多いので猫を飼うことを決めた時にもうちょっと考えてくれたら。
お金がないにしたって、優先順位をつけてお金借りてでも手術を早い段階でしていれば。
今回の手術は6匹なのでざっくり6万円くらい。
毎月5000円ずつでも、1年あれば返せる。
タバコか趣味のなにかを我慢すれば捻出できるでしょう。それをするかどうかが分水嶺。
子猫たちに関しては今後譲渡会やカフェを頼るつもりなので、出せる状態になったら募集させてもらいます。
できれば母たちも。
幸せになろうね。