「電話応対のルールとマナー」という本を読んだ時には、一人で苦笑交じりに色んな思いが浮かんで来ました。日本に来まして、重体力的な仕事をしながら、一生懸命で日本語試験に合格し、やっとデスクワークに戻って来ました。最初、座って軽いペーパーワークをするのは、逆に多少罪悪感を感じました。体は、まだ毎日スコップで2-3トンの材料と戦いたかったみたいです。一気に、座ったまま数十グラムの紙と見つめ合う作業に変更することは、仕事をしてない錯覚があっても可笑しくはなかったです。何とか自分を説得し、罪悪感がだんだんなくなって来まして、幸せな人生が自分を待っていると信じ始めたら、残酷な宣言を当時の社長から頂きました:「これから全部の電話に出て。」それから、仕事をしてない錯覚は、汗をかいて、極めて緊張している日々の実感に変わりました。

 この本に書いている「電話ではあなたが会社の代表」の通り、電話を受け取ることは会社のイメージを左右することだと思います。日本語をあまり喋れない私が電話を受けるのは、相手に多少失礼になることと思います。「申し訳ございませんが、もう一度お名前を教えていただいて宜しいでしょうか」と何回言っても聞き取れない時、周りの日本人同僚たちは紙か、パソコンを凝視しながら、耳を私に傾けている感じがし、本当に穴があったら入りたかったです。背中が冷や汗に濡れていて、電話が鳴らないでと祈り、目線で同僚たちに誰が助けてくれと伝えたい日々の中で、私のこの苗は何とか成長して来ました。相手の名前を、一発か二回目までに聞き取れるのは、ゼロパーセントから、50パーセント以上の成功率にあがりました。

 香港では、卒業して新しい社会人になりまして、電話応対について慣れてない時期もありましたが、社長はよくわかってくれて、会議室で電話しても大丈夫なので、周りに耳を傾けている人はいなかったです。もっと比べましたら、香港の電話は、営業的なやり取り、売り上げが目標でした。日本の電話は、相手の名前を聞き取れるのが目標です。そう考えましたら、苦笑より、失笑になってしまいます。