犬の皮膚真菌症 -2ページ目

犬の皮膚真菌症

犬の皮膚真菌症(皮膚糸状菌症)は、白癬菌などの真菌(カビ)感染が原因となって起こる皮膚病です。

東京大学(東大)大学院理学系研究科生物科学専攻の岡教授らの研究グループは、遺伝子改変メダカの脳を解析する手法を開発し、動物の生殖周期を制御する脳内神経活動とホルモン分泌における周期性の発見に成功したと発表した。同成果はアメリカ内分泌学会誌「Endocrinology」に掲載される予定のほか、オンライン版に掲載された。

自然界の多くの動物は、それぞれの生育環境に適した季節に繁殖を行う。日長や気温といった季節を告げる情報は、感覚系で受容されたあと脳内で処理され、体の中の神経系や内分泌系に変化をもたらして生理状態を調節する。脳内の視床下部に存在する生殖腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)と呼ばれるペプチドを産生するニューロンは中枢神経系による生殖制御において重要な役割を担っていると考えられており、統合された外界の情報は何らかの形でGnRHニューロンに入力してそれ以降の神経回路を調節しているとされている。

このGnRHニューロンが放出するGnRHペプチドが脳下垂体に作用し、脳下垂体から黄体形成ホルモン(LH)や濾胞刺激ホルモン(FSH)を放出させて生殖腺の調節を行っている。

多くの雌の動物は、性成熟して生殖可能になった時期には、脳下垂体からホルモンLHが周期的かつ一過的に大量放出され、それが引き金となって動物に固有の周期で排卵を繰り返す。すなわち、生殖周期中に周期的なホルモン量の変動が起きているといえるが、自然の排卵周期に関連したGnRHニューロンや脳下垂体の周期的活動を実際に直接記録することは困難であった。

今回研究グループは、生殖調節に強く関与している脳内のGnRH1ニューロンに焦点を当て、メダカを用いて研究を行った。メダカの脳は小さく透明度が高いため、神経回路を保ったまま丸ごと解析に用いることができる。また、生殖可能な時期のメダカは、条件さえ整えば毎日産卵を繰り返し1日という短い生殖周期を示すため、生殖周期に応じた神経活動変化などの解析が容易であることが選ばれた理由である。

メダカの脳内には複数の領域にGnRH1ニューロンが存在しているが、脳下垂体の調節には視索前野(POA)の腹側に存在するGnRH1ニューロンが特に重要であると考え、このニューロン群に着目した実験が行われた。

一般に、脳は極めて多くのニューロンからできており、脳をそのまま顕微鏡で見てもどれがGnRH1ニューロンであるか見分けることはできないため、研究グループは脳内のGnRH1ニューロン特異的に緑色蛍光タンパク質(GFP)を発現するような遺伝子改変メダカを作成し、GnRH1ニューロンだけを緑色に光らせることで、このニューロンを区別できるようにした。

実験の結果、顕微鏡下で1つのGnRH1ニューロンに細いガラス管を押し当てて、その細胞からの自発的な神経活動を記録することに成功したという。メダカのGnRH1ニューロンは一見不規則に見える発火パターンを示したが、一日の様々な時間帯でメダカから脳を取り出して神経活動を調べたところ、時間帯に応じて発火頻度が異なることが明らかになった。

また、GnRH1ニューロンの発火活動は午前中に低く保たれており、夕方から夜にかけて発火頻度が上昇するという日内変動を示すことが判明した。次にGnRH1ニューロンにより制御される脳下垂体の生殖腺刺激ホルモン(LH・FSH)の遺伝子発現を調べたところ、こちらも発現量に日内変動を示すことが明らかになった。

しかし、GnRH1ニューロン発火頻度のピークとの遺伝子発現のピークを示す時間帯は異なっていたという。そこでメダカから脳下垂体を丸ごと取り出して、GnRHペプチドを含む溶液中で培養を行ったところ、GnRH添加後約8時間経つとLHの遺伝子発現量が増加するという結果が得られた。

これらの結果から、図3で示すような過程が想定されたという。

メダカでは何らかの神経入力を受けてGnRH1ニューロンの発火活動が一日の夕方の時間帯に高まり、これによりGnRH1ニューロンからGnRHペプチドが放出されて脳下垂体に作用する。すでにGnRHは脳下垂体に作用して数秒でLH放出を引き起こすことは判明しているが、その一方で、GnRHは数時間後にLHの遺伝子発現を高め、脳下垂体細胞にLHを作らせており、こうした過程によりGnRHペプチドは、GnRH1ニューロンの発火頻度が高まる夕方の時間帯に大量に放出されて脳下垂体に作用し、素早くLHを大量放出させることにより排卵を引き起こす。また、同時に、GnRHは数時間後にLHの遺伝子発現を上昇させるように作用して翌日の大量放出のためのストックとなるLHを合成する、という双方向の作用をもたらすことが予想されるという。

これまでのGnRH1ニューロンを中心とした生殖調節機構の解析は、多くがげっ歯類を用いて行われてきていた。マウスの脳は小型とはいえ、脳の中のニューロンの解析をするためには生きた脳をスライスして実験標本を作る必要があり、この結果、脳内のニューロン同士のつながりは断ち切られてしまう。一方、前述のようにメダカの脳は大変小さく透明度が高いため、神経回路を保ったまま丸ごと解析に用いることができる。また、げっ歯類は4~5日の生殖周期を示すため、ホルモン処理により人工的に生殖周期を短くしたモデルを用いた解析を強いられてきたが、メダカを用いると、動物の示す生理的な条件下で起きる1日の生殖周期を通じて脳と脳下垂体の活動が調節される機構をつぶさに見ることができることがわかることから、研究グループでは今後、生殖の制御メカニズムを探索する有用な実験系として有効活用されることが期待できるとしている。

出典:マイナビニュース
ネコやイヌ、東京タワーなど、身近にあるモノや動物たちがグチと本音をつぶやく、人気アニメDVD「つぶやき隊」のキャラクターをモチーフにしたストラップがタカラトミーアーツから登場。「つぶやき隊 つぶやきストラップ」 (200円/1回)が、5月中旬から全国のガチャマシン設置店で販売される。

「つぶやき隊」は、身近にある歯ブラシやネコなどが、“キモかわ”なキャラクターで描かれ、胸の内をつぶやくというショートアニメ。登場キャラクターのシュールさと、クスっと笑えるつぶやきが人気となり、「王様のブランチ」(TBS)や「めざましテレビ」(フジテレビ)などの情報番組でも紹介されたほか、Google検索ランキングで1位を記録するなどの話題も呼んだ。また、これまでに3本のDVDが発売されていて、2作目からはキャラクター全役のつぶやきを、“つぶやき”シローが担当している。

「つぶやき隊」のキャラクターを、劇中のポーズそのままにデザインしたこのストラップには、「ハムスターさん」「ハトさん」「東京タワーさん」「きゅうりさん」「犬さん」「猫さん」に加えて、新キャラクターの「消しゴムさん」が登場。全7種で展開される。

なかでも注目なのが、「東京タワーさん」の“東京といえばボクでしょ”のつぶやきプレートが付いたストラップ。東京スカイツリー(R)が登場し、日本で2番目に高い建造物となってしまった皮肉たっぷりのつぶやきと、無表情な顔がなんとも悲しげ。ほかにも、だら~んと座っている姿に“正直、ペットボトルは恐くないです”と、ネコの本音が垣間見れるつぶやきプレートが付いている「猫さん」など、それぞれのキャラクターが強烈な個性を発揮している。

「各キャラクターの“つぶやき”がとにかく独特な語り口調だったので、どのエピソードにするかをピックアップするのが大変でした。ストラップとプレートを外して、デスク周りに飾っても楽しめると思います」と話すのは、企画担当の岩崎さん。

クスッと笑える癒し系アニメのキャラクターをストラップにしたこのアイテム。手に取って、“キモかわ”キャラクターたちの本音に耳を傾けてみては?

出典:ウオーカープラス
北海道旭川市は25日、旭山動物園に新設する「大型草食獣館」(仮称)の概要を発表した。同動物園は、本来の生態を見せる「行動展示」が人気だが、新施設もキリンやカバを間近で観察できる構造にした。9月に着工し、2013年秋にオープンする予定。

市によると、屋内外合わせて延べ約3千平方メートルの広さで、工費は10億円を超えるとしている。キリンのエリアとカバのエリアに分かれ、ダチョウやペリカンも展示する。

カバが泳ぐプールの下からはガラス越しに足の裏、水かきまで見ることができる。キリンの展示スペースはガラス張りで、キリンの方に向かってせり出しており、細かな動作を観察できる。

現在、キリンやカバを展示している「総合動物舎」は1967年の開園時からあり、老朽化が進んでいる。

旭山動物園は市営施設。旭川市が開いた記者会見に出席した坂東元・園長は「代表的な動物を新鮮な目線で楽しんでほしい」と話した。

出典:スポーツニッポン
生態系の保全にITを役立てるための実証実験が今月から、秦野市内で始まった。日立製作所が中心となり、農地や山林に設置したセンサーで温度や湿度を観測するほか、動物の生息状況などを24時間態勢で把握。インターネット上にデータを保存する「クラウド」を活用し、大学など関係機関が情報を共有する。将来的には、環境保護や農業分野への応用を目指す。

実験の場は、休耕田や竹林などが広がる同市千村に設けられた「日立ITエコ実験村」(広さ約7千平方メートル)。市を通じて地権者から土地を借り、昨年4月に開設した。地元住民とも連携しながら休耕田の再生やビオトープづくりなどに取り組んでいる。

実証実験は来年3月末まで行う予定で、東海大や横浜国立大、市や住民などが加わっている。

田畑や山林に、地温や水温、湿度を計測できるセンサー、夜間でも動物の動画を撮影できる赤外線カメラなどを設置し、24時間態勢で観測。大学の研究者らがスマートフォン(多機能携帯電話)を活用して、現地で見つけた生物の種類や撮影画像、位置情報をコメントとともに入力できるシステムも取り入れている。

収集した情報は、実験村近くの農家敷地内に設けた通信拠点を通じてクラウドサーバーに送られ、日立や大学、市などが共有。ウェブサイトで一般公開もしている。

大学を中心に、水生生物の生息状況などの現地調査を実施しているほか、里山や休耕田の再生による生態系の変化や環境保全の指標を探る試みも進めている。動物観測ではこれまでに、シカやニホンザル、ハクビシンのほか、県が準絶滅危惧種に指定しているニホンリスが撮影された。

住民を交えた観察会なども開催しており、今月23日には地元の小学生による田植え体験が行われた。

日立の担当者は「地域特性に合わせ、生物がすみやすい環境づくりにデータを活用したい。北海道など広大な土地の農業では人の目が届かないことも多く、ITが有効」と取り組みの可能性に期待している。

出典:カナロコ
アサヒグループとカゴメは5月25日、飲酒時にトマトを一緒に食べることで、血中のアルコール濃度が低下することをヒトによる試験での評価により明らかにした。同成果の詳細は、5月18日から20日にかけて行われた「第66 回日本栄養・食糧学会大会」にて発表された。

アサヒグループとカゴメでは、2009年よりアルコールと野菜の関係について共同で研究に取り組んできており、これまでの共同研究によってトマトの投与がアルコール代謝を促進させることを動物実験にて確認していた。

今回の研究では動物実験の成果をもとに、ヒトでの効果の検証と、そのメカニズムの探索を行った。その結果、ヒトにおいてトマトジュースとアルコールを同時摂取すると、トマトジュースを飲んでいない場合と比較して、血中のアルコール濃度や体内に留まる量が平均で約3割減少し、体内からのアルコール消失も50分早まることが確認され、この結果から、トマトとアルコールを一緒に採ると、酔いの回りが緩やかになり、飲酒後の酔い覚め(体内からアルコールが消失された状態)も早まる可能性が示されたという。

また、このメカニズムとしては、動物実験においてトマトの摂取によりアルコールの代謝に関わる酵素が活性化することが確認されたという。

具体的な実験としては、ヒトにおいてトマトジュース缶3本(約160ml×3本)と甲類焼酎(ストレート約100ml)の同時摂取試験を適正飲酒量にて実施した。その結果、トマトジュースを飲んでいない場合(対照として水と甲類焼酎を摂取)と比較して、血液中のアルコール濃度が顕著に(最高血中濃度として約3割)低下することが確認された。また、計算上、体内に留まるアルコール量が約3割減少したほか、体内からのアルコールの消失に、トマトジュースを飲んでいない場合では5.0時間要したのに対し、トマトジュースを飲んだ場合では4.2時間となり、約50分程度早まることが示された。

この結果は、飲酒時にトマトを摂ることで、お酒単独の場合に比べて血中アルコール濃度が低くなることと体内からのアルコール消失時間が早まることが実証されたことを示しており、これにより、飲酒時のトマト摂取は、急激な体内アルコール濃度の上昇を抑えることで酔いの回りを緩やかにし、生理的な影響を緩和できる可能性と酔い覚めを早くする可能性が示唆されたという。

一方、メカニズム解明の具体的手法としては、ラットにトマトの水溶性成分を摂取させ、その後アルコールを投与し、肝臓中のアルコール代謝に関連する酵素の活性を測定した。その結果、アルコールおよびアセトアルデヒドを代謝する酵素の活性を高める傾向が見られ、さらにLDH(Lactate Dehydrogenase:乳酸脱水素酵素)の活性が有意に高まったことが示された。

この結果から、すでに判明していたトマト摂取後のピルビン酸の上昇とともに、肝臓中のLDHの活性が高まることで、アルコールおよびアセトアルデヒドを代謝する酵素(それぞれADH、ALDH)の働きをスムーズにする補酵素NADが供給され、アルコールの代謝がより促進されたと考えられたという。

なお、両社は今後も「食」を通じて消費者の生涯にわたる健康的な生活に貢献することを目指し、野菜とアルコールについての共同研究を継続していく予定だとしている。

出典:マイナビニュース
AHBは、動物用医薬品店舗販売業許可を取得し、東京ウエルネスセンター(東京都江東区新木場1-12-18)内に「Bio Plus Pharmacy(バイオプラスファーマシー)」を開局。同社が展開しているペットショップ「PetPLus(ペットプラス)」の店舗をはじめ、取引先であるブリーダーに対して動物用医薬品の供給販売を開始した。

同店を開局したことにより、同社の獣医師の処方せんのもと、管理薬剤師による適切なアドバイスとともに動物用医薬品の販売が可能になった。遠隔地に住んでいる人や、近くに動物病院がないブリーダーにも、動物用医薬品を届けられる。

同社は、犬・猫の繁殖研究や、ブリーディングシンポジウムの開催、ブルセラ病の撲滅活動などを通して、ブリーダーを支援している。今回の動物用医薬品の供給販売も、ブリーダーの支援体制の強化の一環という。

出典:マイナビニュース
バンダイは、同社の玩具「超変換!!もじバケる」シリーズがニューヨーク近代美術館(MoMA)の永久収蔵品と認定されたことを記念し、「もじバケる」展を開催する。会期は6月21日~7月11日、会場は東京・表参道の「MoMA DESIGN STORE」。

「超変換!!もじバケる」シリーズは、同社が2010年5月から発売している玩具。一文字の漢字を組み替えて、その漢字が表す動物に“超変換”することができるオリジナル商品だ。小学生男児を中心にホビー好きな大人にも好評を博し、今年4月末までに累計販売数が650万個を突破したという。

また、国内だけでなく海外メディアからもそのデザイン性が評価されており、2011年7月~11月にニューヨーク近代美術館(MoMA)にて行われた企画展「Talk to Me」展にて展示された。

このたび開催される展示会は、同商品がバンダイの商品では初めてMoMA永久収蔵品(MoMA Collection)として認定されたことを記念して開催される。これまでに発売された第1弾~第5弾までの商品を展示・販売。一部のラインナップについては展示のみとなり、販売分については売切れ次第終了となる。

出典:マイナビニュース
東山動物園(名古屋市千種区)で生まれ、1歳で多摩動物公園(東京都日野市)に嫁いだ雌コアラのミリー(11歳)が約10年ぶりに里帰りする。29日から公開予定。

ミリーは2000年8月に東山で生まれ、01年11月に繁殖のため、多摩に引っ越した。現在、多摩には適当な繁殖相手がいないため、里帰りすることになったという。東山では、雄のアーチャー(5歳)とお見合いし、繁殖を目指す。

ミリーの来園で、東山のコアラは計7頭になる。

出典:朝日新聞
岡崎市は市のホームページ(HP)に「ネット動物園」を開設した。動画投稿サイト「ユーチューブ」を利用して市東公園動物園(欠町)で飼育している13種類の動物を各1分間の映像で紹介している。

動物園は公園の一角にある無料の施設で、哺乳類、鳥類を中心に29種類の動物を飼育している。動画は、動物の生態などを分かりやすく紹介するのが目的で、アジアゾウ、ニホンザル、ポニー、ヤギなど13種類の動物について、飼育員がそれぞれの生息地や体重などを書いた手作り紹介カードを示しながら、特徴や見所などを説明している。

ネット動物園は4月27日に開設され、これまでのアクセス数は1700回を超えた。一番の人気が、動物園が開園する1年前の1982年12月に岡崎市に来たアジアゾウの「ふじ子」(44歳)。ふだんは見ることのできない飼育舎内での姿や、号令で後ろを向かせて、足の裏に付いた汚れなどをホースの水で洗うシーンなどが収められている。

市のHPにある映像ギャラリーの中の「ネット動物園(東公園動物園)」から見ることができる。動画を見られる携帯端末があれば、動物の前で飼育員の説明を聞きながら動物を観賞することもできる。

出典:読売新聞
新橋の印鑑店「えんえんリンクかたちや店」(港区新橋5)で5月28日より、福島第一原発事故避難区域の被災動物写真展が行われる。

店主の木下敦夫さん(50)は店内に猫コーナーを設けるほど大の猫好き。これまでも「街猫写真展」やフォトコンテストなどを開いてきた。今回の写真展は、木下さんの知人が福島で動物保護活動を行っていたことがきっかけ。昨年10月には木下さんも現地へ同行。実際に現状を目にし、強いショックを受けたという。

「地割れや崩壊した家屋に地震の威力を感じさせられたが、一番ショックだったのは、3月11日に出て行ってそのままになっていたこと。洗濯物が揺らぎ、カーテンも閉められていない。今すぐにでも生活できそうなのに、見えない放射能がそれを阻んでいる。恐怖を感じた」と木下さんは振り返る。「空には鳥が飛び、虫もいた。植物も育っていた。全部連れ帰りたい気持ちにさせられた」。何もできないジレンマを救ってくれたのは、「保護した猫が優しい目に変わったこと」だという。「人間と暮らしていた飼い猫の証し」。その猫は後日、飼い主へ引き取られていった。

展示する写真は、現地で保護活動の傍らに撮影された14点を予定。中には木下さん自身が撮影したものもある。開催期間は1カ月程度を見込み、途中、写真を入れ替えることも検討しているという。「人命優先で取り残された福島の動物の現状と、それを保護しようとする人々の存在を知ってもらえたら」と木下さん。「気に留める人が増え、いつか国も変わり、動物を取り巻く環境が変わればもっとうれしい」とも。

営業時間は9時30分~19時。店のシャッターが開いていれば営業時間外でも写真を閲覧可能。木下さんが在勤中の7時過ぎから退社する深夜までは、ほぼ見ることができる。

出典:新橋経済新聞