私の大切な初恋



私の大切なあなたとの時間



あなたと過ごした6年という時間の長さ



2人が一緒に生きていけた場所はたった1つしかなかったなんて。





また、当たり前のようにあなたを近くに感じれると思ったのに



任務完了と共に去らざるを得なかった あの場所。




日本に帰国した翌朝




いつもと違う光景


いつもと違う場所


いつもと違う匂い


いつもと違う人たちに


戸惑いが隠せなかった。。。




戻りたくても戻れない世界。



もう一度会いたくても、もう会えない人たち。。。






私は・・・・・



なんて遠くに来てしまったんだろう。。。。







その真実を突き付けられたとき



涙が止まらなかった。。。






2人の過ごした6年は夢だったのか。



今、私が涙をしながら見て、感じる



目の前の今までとは全く違う真実こそが



現実なのか。。。




本当に訳が分からなくなってしまった。。。





数か月間、


夢と現実の区別がつけられないほどになってしまった。






もう、ここへ戻れなくなってもいい。。。



会いたい・・・・


お願い。。。。




夢でもいいから、私を夢の世界へ戻してほしい。。。





そんなことを心の中で叫び


夜、寝る前は必ず


あなたを想い


また、夢で会えるよう。。。。強く願った。。






























翌朝から語学学校での授業。




語学学校のエリアはどうしても限られているため




ほとんどの留学生とすれ違う確率は高かった。






もちろん、チェンウェイとも。。






やあ。こんにちは。





朝、チェンウェイは覚えたての日本語で私に挨拶をしてきた。





どうも。こんにちは。





昨日、どこへ行ってたの?




昨日は友達とカフェテリアで夕食をしました。



そうか。



じゃあ、急ぐんで。。。また。




次のクラスがあったから、私はその場を急いで去った。





チェンウェイに関係ないじゃん。私がどこにいようが。。。




そう思った。





今日の全ての授業が終わり、寮へ戻った。




ダンダンは、今日は遅い授業の日だったみたい。




部屋で1人、ゆっくり過ごせた。







そこに鳴った1本の電話。




まだケータイなんて契約すらできない私たち。



寮の部屋に1台置いてある電話が外との連絡手段。






電話を出ると


チェンウェイだった。





ダンダンは?




まだ授業中ですが。。。





そっか。



じゃあ、ダンダンに電話するように伝えといて。




はい。





電話を切った。






この電話は、それ以来、授業後、毎日かかってくるようになった。



ダンダン宛てに。














そろそろ、部屋に帰ってシャワーを浴びなきゃいけない時間。




ケイとコウタも自分の部屋に戻った。




部屋のドアを開けると




そこにはダンダンだけがいた。






あんた~、どこいってたん??



チェンウェイ、ずっとあんたのこと、待ってたんやで。



あいつ、車持ってるから、レストランへ食べに行こうって



メイリンが帰ってくるまで待ってたけど



あんたが全然帰って来ないから、2人で行ったよ。



帰ってきても、部屋におらんし。





あ~。。うん。


友達と今日はカフェテリアで食べてたから。





あいつ、良い奴だわ~。


香港人だけど、高校はシンガポールにいたんだってさ。


だから、うちらよりも、英語が上手いわ。




へ~。




次はメイリンも誘ってご飯行こうって言ってたよ。



あ~。。。うん。。






なんだかわからない複雑な気持ちだった。



ダンダンは私の心許せるルームメイト。




ダンダンが楽しそうにチェンウェイの事を私に語れば語るほど



チェンウェイはダンダンの事を好きなんだろうな~。


ダンダンも、まんざらではないんだろうな。



って、思い始めた。



なんか、私は部屋にいるお邪魔虫?





この日の夜、ベッドに寝ながらダンダンが、



中国にいた元彼の話をしてくれた。


本当に本当に好きだった人のこと。




チェンウェイが現われて、ダンダンも楽しそうだし


よかったのかもね。と思っていた。