広東語の教科書の3分の2を切り落とし、
残りの3分の1を集中的に聴きまくることにしました。
はじめから終わりまで1冊分を聴くと、どうしても耳の体力が持ちません。
でもあまりにも短いものを何度も繰り返したところで
全部を終えるのに時間がかかってしまうだけですので
3分の1をやりこむことがベストだと思いました。
私はただただ耳だけを頼りに毎朝出勤前の30分の時間を散歩練習に当てました。
それこそ、雨の日も、風の日もです。
耳から聴こえてくる広東語の音声を同時に口で発音してみたより上達するんじゃないかと思って試みましたが、
はじめのころは、広東語が音に耳が全然慣れていなかったので、
聴くのが精一杯で、同時に口を動かして練習するなどできません。
しかし、3ヶ月ほど経ったところで、
突然耳が慣れてきたようで
耳から聴こえてくる広東語の音声を視覚的にイメージできるようになったのです。
具体的に言うと
耳から広東語の音声を聴いたとき、
その音を発声するために、口のなかで舌をどのように動かすべきか、
唇をどう動かすべきか、口はどのくらい開けるべきか、
ということが頭のなかでイメージできるようになったのです。
すると、今度は耳から音声を聴きながら、少し遅れて
その音声をおうむ返しできるようになりました。
これができるようになると、ガゼンやるきが出てきまして
いままで朝だけの練習だったものを夜会社から帰宅後もするようになりました。
すると、しばらくしてまた私のカラダに異変が起こってきました。
つづく・・・