泣き出した話の内容は

こうでした。


授業で

当てられて

答えが答えられなかった。


答えはわかっていたのだけれど

「○○△△」

という答えが

「○○・・・・・」

で止まってしまったと。


周りの友達は

てっきり△△がわからないのだろうと思い

「△△!」と言いだす。


娘は焦って

ますます言えない。


「○○△△」

・・・最初から続けて言えば

言えることもある。


そう思って

再度言ってみた。


「○○・・・・」


言えなかった。


そしてどれくらいの時が

たったのかな?


私はその場にいたわけでないし

娘は

実際かかった時間より

もっと長く感じたでしょう。


「○○△△」・・

やっと言えたのだけれど・・


先生が「え?」と聞き返してきたらしい。


もう一度

「○○・・・・・・△△」


なんとか言えた後

先生はダメ押しに

「続けて言って」

と。


それから何度か

チャレンジし、やっと言えたらしい。


そのことを話す娘は

声は震えて、途切れ途切れ。


あ、そうだったなー。

このループにはまると

こうして話しづらくなるんだったな・・・


最近忘れていたこの感覚。


さてどうしようか・・


小学生の頃は

随分と自分が先生と話をしたりして

動いていたけれど

最近めっきり私が動くことはなくなって。


先生と話をしようか?と言っても

「高校生にもなって

親が出てくるのは嫌だ」っていうし。


過保護な私は

すぐにでも先生に連絡したいけれど

そこは我慢(;_;)


あ、この場合

先生に文句!とかではないですよ。

調子の悪いときに

娘が一人で悩みを抱え込んで

たとえば学校に行くのが憂鬱になったり

しないよう、どんな風にしたら

いいのかを相談するために。


前回の三者面談で

先生と話したように

ずっと調子がまぁまぁだった娘は

みんなと同じように

ランダムにあてられて

発表をこなしてきたのだけれど

調子が悪くなってから

授業中も、いつあてられるかばかり

気になって、心臓がバクバクで

授業に集中できないらしい。


今まで

いろんな困難にぶち当たっても

向かっていった娘だけれど

さすがに、

知らないクラスメイトばかりの中

向かっていく勇気はないらしい。

もちろん私も、無理に頑張れ!と

思っているわけではない。


三者面談の時に

先生が

「調子が悪いときは

言っていただければ、授業中は

他の子にわからないように

当てないようにします。

これは特別扱いとかではないですよ。

辛いときに無理をしても

良くないですし」

とおっしゃってくださっていた。


今まで

「当てないでほしい」という結論には

至ったことはなかったけれど

娘の希望は

「しばらく当てないでほしい」

でした。


ならば・・と

私は娘から直接担任の先生に相談したらいいよ

と言いました。


これは小学生の時から言っている事ですが

自分から吃音のことを他人に相談するって

本当に勇気のいることで・・・

でも大きくなってからも

私がついて回るわけにはいかないし

自分で味方や理解者を作っていくことを

してほしかったので

自分で先生に相談する。

そして小さい頃は、娘の説明も

うまくできないだろうし

その補足や、前もっての相談など

私がしていたのだけれど

今となっては、連絡はしないでという

娘の気持ちを優先して

本人に任せてみようと思いました。


朝、出かけるときに

先生に相談してみて

どうしても、相談できない

うまく伝えられなかった・・・ってときは

ラインで教えてね。と。


わかった!と学校へ行く娘を

見送りました。


朝、早速

「お昼休みにお話し聞いてもらうよう言ったよ!」

と、ラインが。


「頑張ってね。うまく伝わるといいね。

応援してるよ。」

と返事をしました。


すっかり成長して

私にできるのはこんなことだけに

なったんだなーなんて思いながら。


そのあと

遅れて

「一緒にラインできなかったけど

友達に相談したら

来年も同じクラスになれたらいいね

そしたら、フォローしてあげるからねって

言ってもらえたよ」

というラインが来てました。


帰宅した娘は

担任の先生に話したことを報告してくれました。


先日あった社会の授業のことと

今後の希望を話すと

先生は

「気づかずにごめんね

先生たちには伝えてあるけど

そこまで理解してもらえてなかったんだね。

また話しておくね」

と言ってもらえたそうです。


その日のうちに

前から順番にあてられていた授業が

ランダムに当てられるようになったり

変化がみられて

「授業に集中出来るようになってうれしい」

と終始笑顔でした。


逃げている・・

のかもしれない。


ただ、今の私の考えとしては

吃音も体調と一緒で

調子が悪いとき、調子のいい時がある。

調子の悪いときは体育を見学するように

少し発表をお休みするという選択も

大いにありだと思いました。


ましてやそれが

私が先生にお願いしたのではなく

娘が直接先生にお願いし、

娘の勇気で伝わったこと。


調子が悪くても

どうにも逃げられず、やり遂げなければ

ならない時だってあるし

それをお休みする環境をもらえたならば

無理に向かっていく事もないのかな

と。

また調子が良くなったときに

少しずつ挑戦していけばいい。

話す事はあきらめてほしくないし

話せる楽しみも持っていてほしいから。


それから

今のところ毎日、娘は楽しそうに

学校に行っています。


吃音のこと以外では

思春期だし、多少の友達のトラブルは

あるでしょうが

部活で忙しそうにしながらも

楽しい毎日を送っているようで

この高校を選択して良かったな・・と思っています。


吃音の娘への

接し方について・・

決して私はこうしてるから

良かった!とか、思っているわけではなくて

でも

ここまでの娘を見ていると

娘なりに吃音を受け入れて

日々、頑張っているので

小さいころにいろいろありましたが

親子で吃音のことを隠さず話せる間柄に

していたことはよかったのかな・・って思います。


ていうか思いたいです。

結局、どうにもならない私の気持ちを

きっと大丈夫!と慰めたいために

ここに記しに来てるのかな。



娘が大きくなるにつれて

私の出番なんてなくなってしまう。


これまでの経験で

自分らしく

無理せず

心が折れてしまわないよう

明るく楽しく前に進んでいけますように。


4月からは2年生。

進路が変わって

クラスも変わる。


どんなことが待ち受けているのかな。