銀行融資で資金調達を!   -23ページ目

金利優遇、厳しい冬、セブン銀やイオン銀終了(金融ニュース)

ボーナス期を控え、大手行より高い預金金利を売り物にしてきた新規参入銀行が


相次ぎ円の定期預金で金利優遇を取りやめている。


高い金利で預金を集めても、住宅ローンなど貸出金利や国債利回りの低迷で、


運用が難しくなってきたためだ。


セブン銀は昨冬のボーナス期に実施した定期預金の金利上乗せキャンペーンを


今冬は取りやめる。昨冬の定期預金(1年物)の金利は上乗せ適用後で年0・4%


だったが、今冬は0・1%まで下がる。同行は収益の大半を占めるコンビニ


エンスストアなどのATM利用手数料収入が順調に拡大し、金利を上乗せして


まで預金を増やす必要がないと判断した。


今夏のボーナス時にキャンペーンをうったイオン銀も冬季キャンペーンは見送る。


買い物の決済などに使う普通預金が好調に伸びたためという。大和ネクスト銀行


も開業直後の5月から続けた金利上乗せを11月末で終え、12月から1年物の


金利を0・15%下げる。一方、ソニー銀行やじぶん銀行などはボーナス資金の


取り込みを狙って、金利上乗せを打ち出す見込みだ。ただ、ソニー銀の上乗せ前


の通常金利はここ2カ月は0・15%前後と低水準にある。


これまで新規参入銀行は大手行より高い金利で預金を集めてきた。


ただ、貸出金利は他行との競争で下がったうえ、国債利回りも低迷し、


預金で高金利を維持するのが難しくなってきた。


日本経済新聞