おはようございます😃

香港支店🇭🇰法務専門通訳のハイディです。

香港では、「相続税」が有りません。

相続税の無い香港ですが、「平均年収の18.7年分が、住宅購入に必要」なので、「相続額」が日常会話でも良く話題になります。

今日は、「香港市民が子供に相続させたい額」についてお伝えします。

1.5億円を子供に相続したいと考える香港の親


Citibank香港が100万香港ドル(約1,400万円)以上の流動資産を持つ親551名と、その子供501名を対象に「相続」に関するアンケート調査をおこなった結果、親が子供に相続したい平均金額は1,100万香港ドル(約1億5,400万円)、子供が親に期待している平均金額は300万香港ドル(約4,200万円)となったことが分かりました。その他のアンケート項目に対する回答結果の一部を以下にご紹介します。


・子供だけでなく孫にも相続しますか?

 → 70%がする。平均割合は「子供6:孫4」


・複数の子供がいる場合の相続方法は?

 → 53%が子供を持つ家族に優先的に相続する。 


・子供に相続の話はしていますか?

 → 66%がしていない。家族関係の悪化を避けるため。


・どのような方法で相続しますか?

 → 61%が共同名義で銀行口座または不動産を所有する。


香港城市大学の講師Sung氏は、「親が1940~1950年代生まれの子供は相続への関心はあまりなかった、近年は家賃上昇が不安材料となり、多くの親が子供に財産を残したいと考えるようになったのだろう。」とコメントをしました。


楽しい日曜日を🤗お過ごし下さい。


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