どうも
ヒロロです
そういえばこのブログのカテゴリーはバイク部門でしたね・・・・!
久々に愛車のことを書きましょう
どーん
FZ6 FAZER S2 です♪
センスがいいです!
前回のディバージョンとレイアウトは一緒です。
諸元表をメーカーより抜粋します。
モデル名 | FZ6 Fazer S2 | |
---|---|---|
年式 | 2009 | |
仕向地 | 南アフリカ | |
エンジン | 種類 | 4ストローク・水冷・DOHC・4バルブ |
気筒数・配列 | 並列4気筒 | |
総排気量 | 600cm3 | |
内径×行程 | 65.5×44.5mm | |
最高出力 | 72kW(98PS)/12,000r/min | |
最大トルク | 63.1N・m(6.4kgf・m)/10,000r/min | |
始動方式 | セル式 | |
変速機形式 | リターン式6段 | |
変則比 | 1速:37/13(2.846) 2速:37/19(1.947) 3速:28/18(1.556) 4速:32/24(1.333) 5速:25/21(1.190) 6速:26/24(1.083) |
|
一次減速機構 | ギア | |
一次減速比 | 86/44(1.955) | |
二次減速機構 | チェーンドライブ | |
二次減速比 | 46/16(2.875) | |
気化器 | 電子制御フュエルインジェクション | |
燃料タンク容量 | 19.4リットル | |
車体 | 全長×全幅×全高 | 2,095×750×1,210mm |
シート高 | 795mm | |
軸間距離 | 1,440mm | |
装備重量 | 207kg | |
懸架装置 | 前 | テレスコピックフォーク |
後 | スイングアーム | |
制動装置 | 前 | 油圧ダブルディスク(有効径266mm) |
後 | 油圧シングルディスク(有効径211mm) | |
前 | 120/70ZR17MC(58W) | |
後 | 180/55ZR17MC(73W) | |
その他のスペック | イモビライザースイッチ | ○ |
ハザードランプ | ○ | |
スピードメーター | km/h |
まあ、この数値の通りのバイクです。はい。
エンジンの周り方はやや古く硬いイメージがある。
5000回転付近から盛り上がるトルク、ちょっぴり悪いレスポンスだが、パワー感はそれなりにある。
最高速はシャシー台でメーター上266㎞まで行く。
テストコースにて実際のところはメーター読みで231㎞までは確認できた。
5速で引っ張り込めば比較的楽に220㎞位まで行く。
各ギア14000回転でリミッターがかかる。
6速で巡航した場合
3000回転 60㎞
4000回転 78㎞
5000回転 98㎞
6000回転 116㎞
7000回転 135㎞
8000回転 153㎞
9000回転 171㎞
10000回転 189㎞
となります。
※実際に目視した数値です。多少の誤差はご容赦ください。
3000回転もあれば十分なトルクが出ております。
どのギアでも楽に加速します。
7000回転付近での振動が不快です。
グリップとステップに強烈なパルスを感じます。
巡航する際はここを避けた方が無難です。
高速道路で流す場合は120㎞付近が一番快適です。
インジェクションによるどんツキがそれなりにあります。
また、1速、2速のアクセルレスポンスが演出なのか強烈に良すぎるため、
アクセルオン、オフにかなりガクガクします。
早めに3速までシフトアップする必要があります。
カウルによる風防ですが、私の車両は初めから社外品が装着されているため、
ノーマルのスクリーンでは分かりかねますが、常識的なスピードで走行する場合は問題ありません。
高速走行もとても快適です。
豪華なフレームのため車体の剛性は高く、200㎞付近で走行しても問題ありません。
さほど恐怖も感じませんのでついついスピードが出てしまいます。
※というよりも7000回転台の振動が気になるのでそれを消すには8000回転まで回す必要があります。
よって巡航スピードも必然的に上がってしまいます!!!
足回りですが、リアのプリロード意外の調整はできません。
フロントが柔らかいイメージです。
悪い言い方をするとフロントから崩れていくイメージです。
リアはそれなりに動いてくれる感じがします。
突き上げ等もほどよく、長距離走行も問題ないでしょう。
ワインディングは最初のうちはフロントが柔らかいためとまどうところもありますが、
慣れてくれば問題ないでしょう。
軽さを活かしてスイスイと寝かし込めます。
シートはほどよい硬さで股間のしびれも皆無
優秀なシートと言えましょう。
しかし、シート高790㎝の割には足つきが相当悪いです。
本当に悪いです。
また、バッテリーが燃料タンクの前にあったり、センターマフラーだったりと重心が上にあるため
撮り回しがきつく、足つきの悪さと相まって、最低でも身長170㎝以上ないと扱うのはしんどいかと思います。
さらにとどめを指すのがステップの位置。
両足を真っすぐ出したそこにステップがあります!
当然ですがステップの前に足を出すわけですねで必然的に斜め前に足を着地させることになります。
おいおい・・・・
せめてあと3㎝でも後ろにあれば足つきもよくなるだろうに。
センター出しマフラーのため、排気管はシートの下を通る。
いわゆる「自動シートヒーター」が標準装備される。
これは夏場は地獄ですが、冬は天国!
その他、片目点灯、社外パーツが少ない等々・・・何かと不満の残るバイクではあるが、
それらの不満を払拭させるだけの良さもある。
①デザインが良い。
②車両が軽い
③レギュラーガソリン、タンク容量19リットル!
④コンパクトな車体に98馬力のエンジン!
⑤楽に200㎞出せる!
⑥他人とかぶらない!
上の①と⑥意外の項目は都心部を中心に走る私には打ってつけの内容だ!
①のデザインだが、この最終モデルのブルーメタリックは本当にカッコいい。
青色が嫌いな方でない限り一度見てもらいたいくらいだ。
ちょうどこの前に乗っていたXJ6ディバージョンとの比較を簡単に書いておく。
エンジン・・・ディバージョンが滑らか。癖が無く素直に周る。
高回転域のパワーのみFZ6が上。
200㎞までの加速はFZ6が上だが最高速は大して変わらない。
剛性・・・FZ6が上。高速安定性、車線変更時も安定している。
ディバージョンは180㎞以上出すと怖かった。
足回り・・・うーん・・・・ディバージョンは素直なハンドリングが売りだと思うが、絶対的に見て
フレームが豪華な分FZ6に軍配が上がるだろう。
すり抜け・・・・これはディバージョン。FZ6は重心が高い分のろのろ走行はしんどい。
足元の熱気・・・・マルチの宿命。これはディバージョンの方が明らかに熱かった!
足つき・・・・ディバージョンの方が良い。
マフラーサウンド・・・・これはFZ6がの方が断然いい。ディバージョンのマフラーは無音電動車のようだった!
燃費・・・これは互角です。両方とも街乗りリッター15㎞付近、高速20㎞付近です。
総合的に評価すると・・・・まったり乗るならディバージョン。刺激が欲しい方はFZ6と言えよう。
似たようなキャラだが、両者とも長々と細かく比較すると全く違うバイクのである。
日本ではあまり人気のない600CCですが、実に乗りやすくていいですよ♪
今後この車両のネタを時折うPしていきます!
よろしくです!