
おわら八尾の風の盆踊りをかねて見たいと思い、この9月3日に宿泊所と足の便を考えTBSのツアーを利用して見物してきました。
今年は天候不順で、9月には台風が接近していることより出発の前日までは雨模様でしたが、幸いと出発日と翌日は天気に恵まれ、東京駅の集合時間に間に合うように自宅を午前5時50分ごろ出ました。
ツアーコース
ツアーのコース(地図参照)初日は、7時28分発の新幹線で上田駅に8時40分に着き、そこからは長野電鉄バスで黒姫高原コスモス園に寄り、長野県から一路北陸道を富山へと向かい、早めの夕食をますのすし本社の見学した後にとり、16時には八尾町に入り目的の風の盆の踊りを見るための場所を確保のため陣取りをしました。長時間の陣取り場所に留まった後、待望の風の盆踊り21時頃まで見て、宿泊地の岐阜県億飛騨の新平湯温泉には23時30分頃の深夜の到着で、温泉に浸かり早朝出発と長時間の踊り見物の疲れを癒しました。
コースの2日目は、朝食後新平湯温泉を9時に出て、高山の朝市と古い町並みを見物した後、来た道を戻り「あかかぶの里」で昼食をとり、さらに平湯温泉まで戻りそこから乗鞍スカイラインを通り、畳平を散策し上高地に入りました。上高地の河童橋など散策後、松本駅発20時02分発の特急で新宿には22時37分着で、自宅には23時30分頃に戻るという2日間に亘る早朝から深夜までの強行コースでした。
黒姫高原コスモス園
黒姫高原コスモス園には、上田から上信越自動車道に入り千曲で長野自動車道に合流し、小布施を過ぎ黒姫のICを出てコスモス園(地図参照)に到着しました。
コスモス園は、コスモスまつりの期間中(8月1日~10月15日)で長野県内の実力派アマチュア音楽グループ出演の黒姫高原コスモス音楽祭などのイベントが開催しておりました。
コスモス園では、パノラマリフトで往復してコスモス空中散歩し、野尻湖をリフト上から遠望しました。
今年はコスモスの咲きぐあいが遅く、60種類100万本あるといういうコスモスは、やっと4分咲きで満開は20日ごろかと思われます。
コスモス園の境では、“アーリーヘブンリーブルー”がコスモスと一緒に咲き誇っておりました。
北陸道車窓風景
11時出発のコスモス園から再び上信越自動車道を北上して、上越JCTで北陸道に入ります。
幸い往路のバスの座席は、一番前の運転席の上で車窓風景の見晴らしには最高の席にあたりましたので、初めての北陸道のドライブを堪能できました。
北陸道に入ってしばらくたつと、何と26個ものトンネルを出たり入ったりが続き、やっと快晴でめずらしく青く澄んだ日本海が見えて来ると、実験用の設備であるのか風力発電機が何本(風力発電機その1、その2)も建てられてました。
日本海が見え始めてから快適なドライブ風景を楽しみ、およそ20分後に糸魚川付近に着き、セメント工場やフォッサマグマを通過し糸魚川を越えました。
さらに、10分足らずの親不知では、山が海に張り出しているため、北陸道は海の上を通ります。このあたりから富山までは、70Km程で、北陸新幹線の工事も見るからに結構進んでおります。左手の黒部渓谷の宇奈月方面の山は雲がかかっており、これからの天候が気になりました頃、そろそろ北陸道ともお別れです。

ますのすし源本社工場見学
ますのすし 源本社工場への到着は14時前で、工場見学後には「早お昼」ならぬ、早夕食です。これは、夜始まるおわら風の盆の踊りを見物するための場所取りのための行動なのです。
源本社工場の飾り物(夜高あんどん、福野夜高祭説明板、双魚)などを見て、15時ごろおわら八尾に向かいました。
おわら八尾町
八尾町のバス降車場には、15時40分頃到着し、いよいよ風の盆の踊りを見る場所の物色です。坂の町で有名な石垣の坂道を登り、八尾町へと向かいました。

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