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きつね残日録

お金は生きるために必要なだけあればいい。見方を、目線を変えれば楽しいことがいっぱいあるはず。ささやかな愉しみの中に日々ゆったりと生きてゆきたい…

朝目覚めて窓を開けるとすっきりしない雲に覆われた空

天気予報では晴れてくるらしい


それなら…と

鈴鹿から亀山方面へ抜けると

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通りに面した石段からひんやりとした空気
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ゆっくりと…体の奥深くまで空気を吸い込み


ゆっくりと…水の流れに耳を澄ませて

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ゆっくりと…能褒野神社の石段を進む


ゆっくりと…し過ぎて

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後から来た人に追い越され


気にすることなく一歩一歩参道を進むと 

『左 日本武尊御墓参道』はてなマーク

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参道を左に外れて竹林を抜け

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再び鎮守の森へと続く石段の先には

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『日本武尊御墓』って…

この奥に前方後円墳があるらしい


とはいえ、さすがにこれ以上は近づけませぬ

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●ヤマトタケルノミコトと亀山
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)は「古事記」「日本書紀」に伝えられる英雄伝説の主人公として登場する武人。第12代景行天皇の皇子で、各地を征討し故郷の大和へ帰る途中、伊吹山で山の神に阻まれて病に倒れました。不自由な身体を引きずり、伊勢国能褒野(ノボノ)にたどり着くも、ここで力尽きてしまいます。故郷を想う日本武尊の魂は白鳥となり、大和に舞い降りると、さらに天高く飛び立っていったそうです。 日本武尊は、大和朝廷が征討によって王権支配を全国的に拡大させていく様子を抽象化させた架空の人物像と言われていますが、その伝説は歴史のロマンとともに今も昔も変わらぬ 人間の心を感じさせてくれます

~亀山市観光協会より~

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これ以上の侵入はあきらめて参道へ戻ります


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ひっそりとした拝殿で参拝したところで

帰ろうか…と
東に抜けるとこちらにも祀られているのは

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水神と山神

そして『連理の榊』


朝から降り続く小雨が湿らせた地面に

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たくさんの花が

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そろそろ帰ろうかと

水の流れを辿ると

来たときに、そこで遊んでいた子どもたちの姿も

いつの間にか見えなくなっていました


ゆっくりと…し過ぎたみたいですね