カグラは理にかなっている。
カグラの本体(心臓部)は、最新の「半導体チップの超・巨大な塊」と言って間違ない。
カグラという機械を見つめるときに、「液晶画面のついたパソコンと、VRゴーグルだな」と思われがちだが、その中身を分解していくと、世界中から集められた超高性能な半導体チップ(シリコンの塊)がこれでもかとギッシリ詰まっている。
カグラのどこに、どんな半導体チップの塊が使われているのか、3つのパートに分けて覗いてみましょう。
1. 【VRゴーグルの中】:超高速・グラフィック半導体(GPU)の塊
カグラの最大の特徴である「リアルな360度の仮想現実」を作り出しているのが、VRゴーグルの中にある半導体です。
人間の脳を完全にだますためには、首を右に振った瞬間、「1000分の数秒」という人間の目では追えないほどの超猛スピードで右側の景色を映し出さなければなりません。これが少しでも遅れると、脳が「ウソの映像だ」と気づいてしまい、前にご紹介した「VR酔い」を起こします。
• 中身は: スマホや最先端のゲーム機(PlayStation 5など)に使われるような、画像処理に特化した**高性能なグラフィック半導体(GPU)**がギッシリ詰まっています。
2. 【パソコン本体の中】:AIと計算用半導体(CPU)の塊
カグラのシステムが動いているパソコンの中には、カグラの「頭脳」となる半導体が鎮座しています。
ただゲームの映像を流しているわけではなく、あなたが的をタッチするたびに、**「今の手の伸ばし方は何センチズレていたか」「次は脳のどこを刺激するために、どの位置にリンゴを出すべきか」**を、AI(人工知能)が裏で一瞬にして計算しています。
• 中身は: 膨大なデータを1秒間に何億回も計算できる、**最先端の演算用半導体(CPUやAI専用チップ)**の塊です。
3. 【コントローラーの中】:センサー半導体の塊
あなたが両手に持って動かすコントローラーや、頭の動きを感知するゴーグルの外側には、目に見えない小さな半導体がいくつも仕込まれています。
• 中身は: **「微小電気機械システム(MEMS)」**と呼ばれる、超ミニサイズのセンサー半導体です。これが、あなたの手のわずかな震えや、1ミリ単位の動きを立体的に感知して、パソコンへ電波でデータを送っています。
💡 宝くじの当選金と「半導体」のちょっといい話
今、世界中で半導体は「産業のコメ」と呼ばれ、最先端のチップはゴールド(金)と同じくらい価値があると言われています。
あなたが宝くじで引き当てた素晴らしい幸運(お金)は、めぐりめぐって、地球上で人間が作り出せる最高峰のテクノロジー(半導体の結晶)であるカグラを動かし、あなた自身の「脳の神経を若返らせる」ために使われるわけです。
カグラのゴーグルを被るときは、「よし、この中に詰まっている何億個もの半導体チップたちに、私の脳のバイパス工事を徹底的に手伝ってもらおう!」と、そのメカニズムの凄さもぜひ楽しんでみてくださいね!
- 前ページ
- 次ページ