Sweet & Bitter-0000


● 迷警部登場 1



老執事ベンジャミンは、確かに死んでいた。


メイドのナナは、お嬢様に言った。


『やっぱり、心臓が・・・』


メイドのナナは、


ミハエル家の主治医、


レイナード先生を呼んだ。


『残念ながら、お嬢様・・・』


レイナード先生は、


そう言って、もうひとこと付け加えた。


『警察を呼んだ方がよろしいですな。』


今、執事はいない。


ベンジャミンが死んだからだ。


メイドのナナは、警察に連絡した。


レイナード先生も立会人として、


警察を待つことになった。


警察が来るのに、


そんなに時間はかからなかった。


またもや、お嬢様はあの下品な声を聞くこととなった。


『がはは・・・。ご機嫌はいかがですかな?』


無神経なその声は、迷警部だった。


いや、本名は、メイ・ブラウン・jr警部だった。


お嬢様の顔が歪んだ。




koi-shitsuji









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