今回は、『推しは目覚めないダンナ様です』と言う書籍を紹介させてください。


3年前のある日、突発性不整脈が起こり、心肺が停止してしまった夫・ぼくちんさん(当時34歳)。なんとか一命は取りとめたものの、心肺停止の時間が長かったため、医師には蘇生後脳症と診断され植物状態に。そこから入院生活がスタートするが、何をどうしたらいいのかがわからず悪戦苦闘を繰り返す日々に、初めの頃はそらさんも精神的に追い詰められていた。徐々にぼくちんさんとの病院生活には慣れていったが、「そらさん、まだ若いんだから、これから出会いがあるわよ」と周囲の人に心無い言葉を投げかけられ気持ちが下がる事もあった。ただ、夫との病院生活での経験が誰かの役に立ったり、共感してもらえたり、クスッとしてもらえたりしたら嬉しいと言う思いから、この漫画を描き始めたそうです。


低酸素脳症(蘇生後脳症)とは

 低酸素脳症とは、酸素供給が不十分な状態によって脳に酸素不足が起こる病態です。具体的には、脳への酸素供給が減少する事で酸素濃度が低下し、脳細胞が損傷を受ける状態を指します。 低酸素脳症は、心肺停止や呼吸不全などの状況下で起こる事が一般的です。低酸素脳症のメカニズムは複雑ですが、酸素供給不足によって脳のエネルギー代謝が障害される事が主な要因です。 酸素が不足すると、脳に必要なエネルギーを生成するための酸素不足代謝が活性化しますが、この代謝は限られた時間しか持続できません。そのため、長時間の酸素不足が続くと、脳細胞が損傷を受け、低酸素脳症を引き起こす事になるそうです。


そらさんのダンナさんが一日も早く回復しますよう、心から祈念いたします。

ぼくちんさん、頑張って!


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