バンカーが苦手な女性って多い?
いくつか理由があると思うのですが、それはヘッドスピードが低いからですか?
男性もヘッドスピードが低い方に多い見たいですが?
まずはバンカーで、どういうミスが自分に多いのかを把握して見る必要が有ると思うのです。
これは全てのショットでもいえることなのですが、バンカー内では特にこのミスの傾向を理解しているのといないのとでは大きな差になるのです。
トップしてホームランになってしまうのか?
トップして打球に高さが足りず、またバンカーに戻されているのか?
地面が固く、ヘッドが入らずにバウンスが跳ねてトップしてしまったのか?
完全に自分が思っていたところよりも手前にヘッドが入ってしまって、ダフってボールに勢いがなくバンカーから出なかったのか?
自分のミスがどれかを理解しているだけで、非常に大きな情報となってスキルアップに役立ちますので、これらに注意して見たいです。
ところでバンカーに入ったらSWで打たないと!と思っていませか?
それは正解であり、場合によっては不正解でも有ると思います。
なぜSWをバンカーで使うかと言うと、砂の中に潜りやすくまた砂を爆発させ易く、いっぱい振ってもあまり飛ばないように設計されているからですね?
つまり、地面の固いバンカーだと、潜りやすいクラブの特性が逆に作用して、跳ねてトップしてしまう可能性が上がるということなんです。
ですからエッジから入れると言う打ち方も必要になって来ます。
これにはエッジから入れなくても跳ねにくいローバウンスウェッジを使う方法も有ります。
ゼクシオSWはバウンス12°のハイバウンスウェッジになります。
さらにあまりヘッドスピードが出せない人が、わざわざ飛ばないように設計されているクラブを使うことは、少し変に思いませんか?
そこで、バンカー内でもSW一択ではなく、AWやPWまたは9アイアンを使ったらと考えます。
chikoリーダーは58°も使っていますが、AW 、9アイアンも良く使っているようです。
hanさんはバンカーショットに関してはアレッて思うくらいに上手かった!
もともとあまり力のない女性が、いつもより飛ばしやすいクラブをバンカー内で使うことにより、いつもより簡単に出すことが出来ます。
バンカーは基本的にはヘッドをどこから入っていくのかが重要になります。
ですがどのクラブを使うのかをちゃんと状況に応じて考えるというのは、なかなか実践している方が少ないと思います。
特に女性でバンカーが苦手な方はこれを意識することにより、バンカーショットの難易度が劇的に変化する可能性を秘めているので、是非お試しください!
それと、バンカーショットが難しいのは砂質によって飛ばせなかったり、跳ねて飛び過ぎてしまう事も良く有ることです。
今回の動画は砂質がサラサラ状態になっていて2〜3cm下が乾燥のため固くなっています。
最初の動画は、良く見かける高さが出にくくて脱出が難しい打ち方です。
力の有る男性はこの打ち方でも出せますが、力がない女性はボールを飛ばす事が難しいと思います。
オープンアドレスでフェースは目標方向でアドレス方向に振って行くだけになります。
少し似てないけど、70台でラウンド出来る歴50年オバチャンに最初に会った時の打ち方でした。
打ち方を変えて出せるようになったのは?
スクエアアドレスで普通のアプローチのようにフォローを大きく出してもらいました。
この打ち方をchikoリーダーがAWでもやらせていましたね!
真似っこショットは手前から入っていますが20ヤード程度のキャリーボールです。
基本的に強いラフ以外は全てのショットはユルユルグリップで、バンカーではヒンジコックを使いクラブヘッドを上げてヘッドを落とすイメージだけです。
力はほとんど入れていないです。
それでもこのように飛んで行きます。↓
もし上の打ち方で出せなかったら、クラブフェースを45°くらい閉じて同じ感じで落として打ったのはこれ↓
砂が少し締まっていると色々な打ち方が出来ます。
これは通常アプローチと同じ打ち方でやっています。
最初に少しフェースを開き、インパクトでフリップさせる動きを入れると余りヘッドが深く砂に潜らないので飛ばすことが出来ます。
後の打ち方は超柔らかい砂にも有効な打ち方と思います。
モジャモジャラフでもこの打ち方で出すことも出来ます。
バンカーでしっかり出せるには、ずっと手前10cmとか15cmにクラブヘッドを落としても砂を爆発させるのは難しいので、3~5cm程度ボールの後ろにヘッドが落とせるように、砂に線を引いてその線の所にヘッドが落とせる練習はして置いたら良いと思います。
砂が柔らかいと目玉になりやすいです。
こんな傾斜に止まってもボールの下にクラブヘッドを入れると簡単に飛んで行きます。
7アイアンと58°で打っています。
私はウェッジより7アイアンなどの方が方向性もよく上がっては行きます。
アリソン系のアゴから近い所に合っても最初のユルユルグリップでクラブを親指側にコッキイングして上げて(少し高く上げるイメージ)でヘッドを落とすイメージで簡単に出て行きます。
もっとアゴが高ければ高く上げるアドレスを取りフォローを大きく振って行きます。
サラサラ砂でも普通のアプローチでどの程度飛ばせるかもやって置いたら良いと思います。
この練習方法2、3が良いように思います。↓
テープなど線を引いてそこにヘッドを落とす練習も良いです。
↓
文章だけでは伝える事が難しく、私のバンカーショットの全てではありませんが、参考になる部分があったら幸いです。
そうそう
ハンドレートでのバンカーショットの打ち方も有ります。
これも簡単に脱出出来るやり方ですね!
最近はこのやり方を多くしています。
今回、アゲンスト風が強くなり砂かぶりジジイになりそうで硬く締まったバンカーは打っていませんが機会が合った時にでも...
2月に神奈川に行った時のですが、アドレスとショットイメージを作ればこんなシチュエーションでも出すのは簡単に出来ます。
この状況での、私のショットイメージとしては
肩のラインを地面と平行ではなく、出来るだけ平らな時と同じように
傾斜と肩のラインが平行、つまり正面から見て左肩が極端に下がってしまうと、インパクトでロフトが立ってしまってボールが上がらなくなります。
だから正面から見て肩のラインが出来れば真っ直ぐになるように構えます。
且つ左肩をオープンにするイメージ
(構えた状態から更に左肩をオープンにすると、クラブヘッドが鋭角に入れ易くなります)
そしてハンドレイト気味に打つことです。
インサイドにテークバックはNGになります。
そして、ヒンジコック早め、ダウンスイングではリリースを早めにして砂質が柔らかい場合はボールの手前にバンスを入れるイメージで、硬いバンカーではソールで薄くボールの下を削ぎ取るようにしています。
このような打ち方をするのもインパクトでロフトを立てたくないからで、左足下がりでは絶対にハンドファーストにならないようにすることが大事だと思っています。
また、ダウンで体重移動をしないことで、これも左に動くとハンドファーストになりやすいからで、最初に左右7対3または6対4で構えたら、最後までそれをキープイメージが大切だと思います。
私は動画くらいの左足下りだと、8対2程度で右足を引いてアドレスしています。
ちなみにボールの位置は、いつもより少し右寄りに置いています。
グリップがストロング気味の人は、少しウィークにしたほうが打ちやすくなりますが、グリップを握り変えない私的目安としては、手首を右に回して左手甲が見えるようにしています。
そうする事でクラブフェースが少し開きます。
また、こういう状況ではフェースを大きく開きたくなるのですが、ハンドレイトで当てる分、ボールは飛ばなくなるので、フェースを開きすぎると飛距離が極端に落ちてしまいます。
バンカー内のボールの位置にもよりますが、あまり開きすぎないようにしています。
この打ち方は、通常左足下りが強いライでもキャリーを出したいショットにも使える打ち方です。
傾斜なりに左肩を下げてはスイング中に少しリリースが早くなっても、ダフリ防止には良いです。
ボールを上げたい、またはスライスボールで打ちたい時は左肩を余り下げないアドレスを取ります。