小学生の頃、学校までの通学路で
身体を左右に大きく揺らしながら
肩からリュックをさげ帽子をかぶった
人が歩いていた。

その人はすごい笑顔で私達は
変な人だな…
少し怖いな…
そんな思い出がありました。

それから数十年がたち
私は障がい者施設で働くことになり
その時のことをふと思い出した。

あの時に通学路ですれちがった人は
どんなことを思って
またどんなことに対して
あのすごい笑顔だったのだろう…
今になって聴きたくて仕方ありません(笑)

何か楽しいことがあったのかな
楽しみを想像しながら歩いていった
先は何処だったのだろう…

小学生の頃の私に
今の気持ちを伝えることができれば
変だな…怖いな…という思いは
消えていたのだろうか。
そんなことを今になって考えたりします。

私が小学生の頃は障がいを担う人と
会うことが少なかったようにも感じます。
そのような教育も道徳という時間に
したのかもしれませんが記憶にありません。

社会のなかで、また人の心を豊かにする
というテーマについては教育を含め
どのようにして「伝えるのか」ということに
家庭でも教育現場でも重要なように
感じます。

特に人権というものに関しては
私達大人がどのように捉え
どのように社会のイメージを描き
だからこそ何が必要で何を育てなければ
ならないのかを常に考え続けなければ
ならないと思います。

それが人生を豊かにするスタート地点の
ように感じます。