古代米(黒)

 5分づきにすると米が紫色になるため、「紫米、紫黒米」ともいわれる。

米粒の形はジャポニカ種(短粒)とインデカ種(長粒)があり、世界的には長粒が多くほとんどが餅種である。古来中国では宮廷献上米として用いられており、楊貴妃も美容食として愛用していたとされる。また薬膳料理にも使われる事から「薬米」の別名を持つ。香りが良く自然の甘味がある。

栄養成分の特徴

 白米と比較した食物繊維が約7倍、カルシウム約4倍、マグネシウム約5倍、

カリウム約3倍、ビタミンB1約4倍

主な効能

 黒米の色素であるアントシアニン(ポリフェノールの1種)は、血管を保護して動脈硬化をを予防し、発ガンの抑制に関係する抗酸化作用があると言われている。



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古代米(赤)

野生稲の大部分がこの赤米であるところから、米のルーツ(赤飯のルーツ)とされる。玄米の色が赤褐色で果皮、種皮の部分の赤色系色素は、カテキン・タンニン系の色素(ポリフェノールの1種)である。縄文時代晩期に稲が日本に伝わって最初に栽培されたお米であるといわれる。ひなびた香りと赤い色が特徴。味はあっさりとしている。

栄養成分の特徴

 白米と比較して食物繊維約8倍、カルシウム約3倍、マグネシウム約4倍

カリウム約4倍、ビタミンB1約5倍

主な効能

 赤米の色素であるカテキン・タンニンは、発ガン抑制作用、血中コレステロール低下作用、血圧上昇抑制作用、血糖値の改善作用があるといわれる
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