うつ病になると周りを責める前に圧倒的に自己を責めてしまいます。

 

特に仕事上では仕事で発生したトラブルを自分の存在が原因ではないかと思いこんだり、時にこの職場に自分がいてもいいのだろうか等過剰に自分でしょい込んでしまう傾向があります。

 

このしょい込みは当然周りには話せるわけでもなく、ふさぎ込みや現実逃避になってしまいます。これがうつ病の起因となります。

 

特に現実逃避は自殺願望に発展しやすいので注意が必要です。

 

私も以前職場で元々8人で行っていた仕事を2人に減らされ、内1名は糖尿病で休みがち。実質私1名での業務。勿論昼食は抜き、残業は増加。上司に増員をお願いするも聞き入れられず。当然月末になれば突出して残業が多いので上司から叱責。上司にはどうすればいいか改善策を考えてこいと言われました。

 

帰り道の橋の上で川に吸い込まれそうな衝動から川に飛び込みそうになっていました。ギリギリで我に返った為大事には至りませんでしたが、危なかったです。

 

その後心療内科で診断書をもらい、それを持って直接人事部に事の経緯を訴え、療養休暇をもらいました。

その後人事部の調査のうえ組織改編が行われ新しい組織下でスムーズな職場復帰ができました。

 

私の場合は自殺衝動時と我に返った後の心境に変化がありました。

 

自殺衝動時は上司に叱責を受けるということはもしかして自分の努力が足りないのかもとの思いともう限界だとの思いが交錯していました。現実逃避の始まりです。

 

しかし自殺回避後はまるで死神を払い除けたように吹っ切れた自分がいました。そして心療内科の先生や人事部に自分の意見を伝えることができました。

 

今思えば、自殺願望から我に返れたのは子供の存在が心にあったからだと思います。

 

自殺回避は常日頃から自分にとって大事な存在を心に刻むことが大事です。

 

後は何があっても自分ですべてをしょい込まないことです。

 

みんな一人ではないのです。