今回は、貧乏学生の投資というお話。

 

投資には資本が必要。これが大前提。しかし、NISAの登場などで小額からの投資ができるようになった。ただ、資本を持っている人が有利なゲームであることに変わりはない。要するに、敷居が低くなり、参加者が増えただけである。貧富の差がもろに勝率に影響する。

 

学生と大人で分類し、資金軸で考えたとき、学生は資金は少ない。大人は資金がある。

それを踏まえると、投資とは随分大人が有利な勝負であろうか。

学生が、今のうちに何万円を出しておかなければならないなどと血迷ったところで、夜のスーパーで値引きシールが張られた惣菜を買う、くたびれたサラリーマンには勝てないのである。なんなら、昼間から井戸端会議に興じるおばちゃんにも勝てやしない。

しかし、ここに時間という軸を加えると、学生に分がでてくる。

 

投資には、長期で続けるほど利益が出やすいという特徴がある。そして、大人と学生では、平均寿命の観点から、長期運用できる確率が高い。

つまり、学生のうちは額ではなく早さのみを追求し、そこら辺の大人が自分と同じ歳に投資を始めてなかったことに思いをはせ、愉悦に浸るのが良いのだと思う。

そして、投資したこと自体を忘れるくらいがちょうど良いのだろう。

 

今回は以上である。