評価★★★★☆
戦後70年時に作られた映画である。
1937年の日中戦争開戦から1945年太平洋戦争終戦までの戦争を題材にしている。
約8年間となり、長く辛い戦争期間を感じさせる作品である。
また、作品名から察しはつくように戦争に息子を送りだすおかあさんの話である。
戦争の苛烈さを感じる映画を敬遠する人も多いと思うが、そういう感じではない。
戦争シーンは少なく、地方の田舎の雰囲気とおかあさんの心情を描く構成である。
私自身、戦争映画は敬遠する方(笑)
好きなジャンルではあるのだが、戦闘シーンに関しては気合いを入れないと観れないので、生半可な気持ちでは観れない。英霊に失礼だし。
あらすじ。ネタバレは最小限に、、
未亡人となったおかあさんは七人の息子をひとりで育てる。しかし、全員が徴兵または志願兵として順々におかあさんの元から去っていく。
その度に桐の木を植え、それがおかあさんの木、というわけだ。
長男や兄弟の戦死が伝えられるとおかあさんは次第に気がおかしくなりそうになりながらも木と対話し誰かが生きて帰ってくることに望みをつなぐ。
しかし、結末は、、、
という感じ。
児童文学であり、フィクションではあるみたいだが、似たようことは当時の日本でなら起こってたんじゃないかと思う。
プライベートライアン的な美談にはならないのが日本的だが(笑)
戦争については否定も肯定もしないが、この映画は戦争を避ける術を追求しつづけるべきだと思わせてくれる尊いモノである。
実はこの映画の題材は、小学生の時に合唱で扱っていたので知っていた。
古い記憶で断片的にしか覚えていないが、一生懸命歌った気がする。
一郎、二郎、三郎というネーミングと、
誰も帰らない〜♪というフレーズは覚えている。
