【クレームの後ろにあるもの】

時々、もったいないなあ
と、思うときがあります。

クレームの後ろに隠れているものに気づくとき、
自ら運気を下げることないのに…と感じます。

何か自分にとって不都合があったり、
確かに相手が悪いこと、

例えばミスだったり、
ご迷惑をおかけすることは
誰にでも起こり得ることです。

しかし、そんなときに執拗に
相手を責めたり、追求をする人がいますよね。

これってもったいないですよ。

そして、その多くは、
はじめから怒りたい状態が、
その人のなかにはあります。

自分のフラストレーションですとか、
自分が満たされていない感情を反転させて、
誰かを責めるチャンスを
うかがっていることが多くあります。

だから、相手がしたこと以上に
相手を責めたりします。

これは変に受け取らないで欲しいのですが、
セールス時代から様々な人の
コミュニケーションパターンを見てきました。

時間への価値観、お金への価値観、
そして、ネガティヴな感情に対しての処理。

基本的に怒りは誰にでもあるとは思います。

しかし、その怒りの感情の処理スピードや、
自分の劣等感に対しての感情処理が、
全てではないにしても、

年収に比例はしていることに
セールス時代気づきました
。

ディーラーでも、クレームをつけてくるお客様の多くは、
実は車の不具合や対応への怒りはスイッチに過ぎず、

本当は家庭であったり、職場でのフラストレーションを
立場の弱い人へぶつけるパターンが多かったように思います。

そのネガティヴな感情の状態があるので、
些細なこともクレーム化してモノを言える
セールスマンにぶつけたりします。

対応が悪い、という大義名分をかざして。

しかし、富裕層においてはその種類のクレームが
極端に少ないことに気づいたのです。

そこで、富裕層に好かれるためには
どうしたらよいかを徹底的に学び、
お付き合いをしていくなかでたくさんのことを学びました。

※富裕層も色々ではありますが、
ここでは、心も豊かな富裕層のことです。

富裕層の多くは、対応へのミスや、
ネガティヴな感情があったとしても、
見事にプラスに転換するモノの言い方をします。

例えば、居酒屋などで店員が
注文したものを忘れていても、

感情を乗せずに爽やかに伝えたり、
もしくは、相手に自ら気づいて
もらえるように上手に促します。

居酒屋の対応ひとつでも、責め立て
何かプラスのサービスをさせようとする人、

もしくは、自分の利を上手に取り戻しながら、
相手に気分良く動いてもらい、
自然と得をしてしまうのか、

この話は些細な話ですが、
かならず、大きな局面でも、
このコミュニケーションパターンは出るものです。

毎日が、

“運命の分岐点”なのです。

怒り、悲しみ、様々なことが
人生にはありますが、

自ら運命の分岐点で、
“けものみち”をわざわざ歩まず、

幸運を手にする道を選択して欲しいな、
と些細な出来事ではありましたが感じました。

あなたは、どうでしょうか？

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