インドネシアの協力隊員は、3か月に1回ペースで、配属先に報告書を書くことになってます
私の配属先は、県の保健局なので、保健局にレポートを提出するのだけど、
普段派遣されている保健センターのセンター長も、日本人から見ての意見を聞きたいと以前言っていたので、保健センター長にも提出してみました
私の活動内容の他に、
良いと感じる点、
問題と感じる点などを書いていて
ここの地域の医療にはまだまだたくさん問題点があるけど
今回はその一つの医療従事者の問題点を挙げていて
でも、彼が言うには、こんな問題点を書いてはいけない、のだそう
この報告書が県の保健局に行き、そこからジャカルタの保健省に行き
(インドネシアの保健系の協力隊員は内務省配属なので本当は保健省にはいかないんだけど)
そしたらここの保健センターは悪い保健センターと思われてしまう
もっと良いことを書け、と
それでも私は客観的に事実を書いただけで
別に誰かを中傷する内容でなく、医療現場の慣習や教育についてのことを言っているだけで
意見を聞きたいと言ったのはセンター長だし
いいことしか書かないのなら、私のいる意味ってなんなのさ!
議論は続き、結局私のつたないIndonesia語を訂正するという名目で、副センター長が文章を直すことになりました。
腹がたったので、先月保健省に行ったときにもう報告済みだ!
と言ったら「Astaga!!(何てことだーみたいな感じ)」と言っていた。
次からレポートは全て自分を通せと言われ、わかったよと言ったものの、
「bahaya bahaya」(危ない危ない)とつぶやいているセンター長にやっぱりカチンと来て、
内緒で局に直接出してやろうか
と思ったり
話しているときは怒らさったけど、今考えてみると、自分の上司がこんな人間ってがっかり
すごいな、好きだなって思うIndonesia人もたくさんいるから、
「これだからインドネシア人は!!」と思わないようにしてるけど、
こんな日は、道端で凝視してくる人に対しても不快度UP
だって日本でこんなに、他人に対して怒りを通り越してがっかり、ってまで感じたこと記憶にない
皮膚だけでなくココロも黒くなっていくのを感じます
マイナス感情はだめだなって思うから、明日からまた気持ち切り替えて頑張ろう