そんなクボタのCMの長澤まさみみたいなことを自分が言うなんて思ってもみなかった。
しっかり寝てしっかり食べて、
しっかり化粧して船を降りる。
この日は強風で、風速22mを記録していた。
とんでもない風で、何度も体を持っていかれそうになる。
化粧なんてしなければよかった。
まつ毛も飛んでいきそうな始末である。
しかしひよこよさんはマルセイユに用がある。
ブイヤベースが飲みたいのだ。
海鮮のトマト鍋的なあのブイヤベースは、ここマルセイユが発祥の地だという。
それならば食べねばならない。
風の隙間を探しながら前に進むしかない。
道中、やたらと景観のために高い所へ登りたがりな夫の勧めで丘の頂上にある寺院へ向かった。
バスは細道をギリギリ通りながら結構登っていく。
このまま寺院までと思いきや、途中で寺院の最寄りということで下車となった。
バスよ嘘だろう
降りた後、また道を登っていくバスの姿を間違いなく見た。
もっと近くに最寄りを作れるはずではないのか。
しかし家族は登っていく。
御歳70になる母も軽快に登っていく。
ひよこよさんは5段登っては10秒休憩を挟まねばやっていけない。
あととにかく強風なのだ。
『私はこの地点を寺院の頂上といたします!』
と途中家族に下から大きく叫んだのだが、
強風にかき消されて登頂を余儀なくされた。
最後は夫に尻を両手で押されて登頂完了。
寺院は工事中であった。
おくそさんである。
登ったからには景色を見て、
来た道とは別の道から歩いて街へ下りる。
途中城らしき建物にフランスの風を感じ、
ブイヤベースに海の風を感じる。
ブイヤベースは濃厚かと思いきや、
結果さらさらであった。
お店によってそれぞれ色はあるのだと思うが…
薄かった
不思議なのはこの強風でも海外の人はテラスで食べたいと言い、
サラダの葉がどんどん飛ばされていっても誰も気にしていなかったことである。
そしてカップルが街中でアモーレをしても勿論誰も気にしない。
長男をのぞいては。
いつか長男も誰かとアモーレをするのだろう。
そのためにしっかり本場のアモーレを見て勉強しておくのもいい。
ちなみにフランスで買ったお土産がこちら。
フランスといえばバター系の焼き菓子。
マドレーヌにガレット、サブレーにクッキーとこれでもかという焼き菓子ラインナップ。
マドレーヌは24個入りの大袋を気合いで荷物に詰め込んだ。
非常に満足度が高いお土産である。
明日はスペイン•バルセロナ。
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