『ひよこよ!
バケーションしてる?
時間がある時でいいんやけど、水道メーターの写真送ってくれん?』


我が家の大家、金髪ショート前髪立ち上げ女の兵藤ユキ…通称ユキ姐から連絡が入った。




ちょうどローマからの遅延便から帰ってきた朝のことである。


ひよこよさんは目がしょぼしょぼの状態でユキ姐に水道メーターの写真を送ったと共に、
ふとお願いしていた修理の話を思い出した。


進展がなかったのでブログには書いてなかったが、サンルーフの修理をお願いしていたのだ。



それがまだ来ていない。



我が家はリビングに西陽除けの自動サンルーフがあるのだが、
1番前のひらひら部分がどんどん横にずれていってしまっているのだ。


(みょーんと前に伸びるタイプのサンルーフ)



このずれたぺろぺろ部分がお隣のダビデ像一家のベランダに侵入してしまっている。





ダビデ像一家の草木も大分と侵入してきているので緑同士でwin-winな感じもするが、
これ以上流れていってしまったらwin-winでなくなってしまう。


普通に逆に戻せばいけると思い、布を引っ張ってみたものの、これが一向に動かない代物だったのである。


その修理をユキ姐に打診したのは6月の話。



『サンルーフ、ひよこよが入居する年に新調したんや。
その業者を捕まえてみせるわな。』

とユキ姐が言ったものの、2か月が経っていた。



しかし捕まえると言ったら必ず捕まえるのがユキ姐なのである。



そして水道メーターの写真を送った2日後、
ついに業者(サンルーフガイ)を捕まえたユキ姐から連絡が来たのだ。






ユキ姐からの連絡に1時間気づかなかったひよこよさんは、サンルーフガイを逃してしまった。



そしてその日はそのまま、サンルーフガイはどこかへ行ってしまったという。





どういうこと?




きちんと日時を決めて依頼している訳ではなく、その日その時その場所にいるサンルーフガイを捕まえねばならないということなのだろうか。


“捕まえる”とは文字通りそのまま、
自宅近所周辺にサンルーフガイが現れた時に修理依頼をせねば、去っていってしまうのだ。


そんな回転寿司サンルーフガイを今回惜しくも逃してしまったので、
またいつか家の近くに現れるであろう回転寿司サンルーフガイを待たねばならない。


しかしユキ姐は翌日からバケーションへ出発するということで、
回転寿司サンルーフガイにひよこよさんの連絡先を伝えてくれることになった。


ユキ姐曰く、
“次の日には回転寿司サンルーフガイから連絡が入ると共に修理を行うだろう…”
とのことだった。



それならば話は早い。

回転寿司サンルーフガイから来た連絡さえ逃さなければ、捕まえられるのだ。


翌日、ひよこよさんはケータイの着信音をMAXに設定して来るべき回転寿司サンルーフガイからの連絡に備えた。



しかし2週間、待てど暮らせど回転寿司サンルーフガイからは連絡は来なかった。


ユキ姐は一体どうやってサンルーフガイの動向を把握し、捕まえているのだろうか。


新たな謎の誕生である。



次回、サンルーフガイは捕まるのか。



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