ほぼドイツ、ほぼチェコに位置するボレスワヴィエツはワルシャワから車で約5時間…
電車だと7時間を要する。
なので必然的に宿泊コースとなるのだが、
4月にはボレスワヴィエツの宿は全て埋まる。
ポーランド食器猛者になると、宿泊時に来年の予約をして帰るのだという。
ひよこよさんも今年は参戦したいと意気込んでいたが、4月上旬に宿探しをしたところ既に時遅しといった状態であった。
それでも根気強く探したところ、
やっと1軒見つけることができた。
しかも残り1部屋である。
そして前払い、キャンセルは不可ときたもんだ。
祭り期間中の宿は強気である。
『一生に一度やから絶対に行きたい』
と夫に頼み込み、ひよこよさんは宿の予約を入れたのである。
その宿は奇妙奇怪な出立ちをしていた。
しかしひよこよさんに選択肢はもうない。
この宿を逃すと次に空いている宿は
ボレスワヴィエツから車で1時間ほど離れた場所なのだ。
ひよこよさんはカードを切った。
そして8月中地、ボレスワヴィエツ1泊旅へと出発したのであった。
国内旅行は女ポメのおまりーもご一緒である。
どこへ行っても平面の広大な大地を車で移動すること5時間。
とりあえずチェックインをすべく、ホテルへ向かうこととなったひよこよさん一行。
チェックインをしたあとは涼しい部屋でおまりーはお留守番をしてもらい、
ひよこよさんは食器祭りに1人で行き、カードを切りまくる段取りである。
『あ、着いた。
ここ曲がったらホテルやて…』
と無事に到着したホテルがこちら。
そびえ立つピラミッド
凛々しい出立ちのスフィンクス
呆然と見上げる子どもたち
強めのエジプトテイストホテル
『いやほんまに…
ほんまにボレスワヴィエツで空いてた最後の一部屋やったんよ…』
とスフィンクスの胸内へ入ったひよこよさん一家であった。
次回、食器祭りへ。
よろしくおねしゃす。
投稿のお知らせやたまに記事を載せるインスタアカウントはこちら↓
こちらもよろしくおねしゃす。