覚えておられるだろうか。
食洗機を修理した際、壁ごと突破わられた話である。
あの日以降、我が家のキッチンの床下は壊れたままであった。
実は9月の中旬、一度だけ大工さんがやってきて諸々長さだけを測って帰っていったことがある。
なので早めに修繕に入るかと思いきや、
夏が過ぎ、秋も過ぎて冬も終わった。
この床下空間が空いていて何が困るかというと蜘蛛が出入りするのだ。
特に害はないのだが、
冬は特に部屋が暖かいため巣作り活動に大変熱心であり、すぐにでも閉じたいと思っていた。
先日のエレベーターの一件があった時に、
ついでに我が家の大家である金髪ショート前髪立ち上げ女の兵藤ユキに修繕はいつ頃か聞いてみた。
『大工を捕まえ次第、修理に向かわせるわ』
とユキ姐は言う。
そして有言実行の彼女はついに大工を捕まえ、我が家へ送り込んだのである。
大工は新しい壁を持ってやってきた。
まずは古い壁を力づくで取らねばならないのであるが、
冷凍庫が開けっぱなしなのが非常に気になる。
新しい壁をはめ込む。
ここでちょっとサイズが合わなくてはまらない。
冷凍庫のドアとぶつかってしまうらしい。
大工渾身の、食いしばった唸り声と共に無理矢理はめ込む。
力いっぱいに無理矢理はめ込んだ。
そして
『もしまた食洗機を修理するために引き出す時は壁を壊すしかないかもやで』
と結構なことを言う。
無事に修理が完了。
そして横壁がまだ剥がれた状態を見て、
『このパーツはどこや』
と大工が聞いてきたのだが、
8月のやんちゃ修理工のアレクセイが持っていってしまったので手元にはない。
そう伝えると長さを測って帰っていったのでまた修繕が入るのであろう。
しかし食洗機の修理の度に壁が壊されるのなら、食洗機下の壁だけ別に取り外せるようにしてほしいものである。
“食洗機のケアだけはしっかりやらねば”
そう決意を新たにしたひよこよさんであった。
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