海外に住むと日本語を見るだけで嬉しくなる。



間違った日本語のTシャツでもいい。
それを着ている人を見るだけで少しほっこりとした気持ちになる。



きっと東南アジアや台湾、中国のあたりは日本企業のお店がたくさん進出しているのだろう。


それこそ大戸屋などの定食屋や回転寿司チェーンや牛丼屋などの飲食店に始まり、
100均やドン・キホーテもあるなど『もう日本ですやん』と思えてしまうお店のラインナップだという。



ポーランドはどうか。

ひよこよさんがいた当時のモスクワには丸亀製麺と松屋が頑張っていたのだが、
私の知る限りワルシャワには日本企業の飲食店はどこも参入していない。




しかしワルシャワにはここがある。






無印良品だ。




シンプルなデザインと消費者に対して誠実さを謳う、あの無印である。




この看板を目の前にしてぐっと胸が熱くなった。




ひよこよさんは無印信者というわけではない。



見かけたらふらっと入って小袋のお菓子を買ったり、子どもたちの靴下を買うくらいの細客である。



それでもワルシャワにあるこの無印の看板は胸に来るものがあった。

まだポーランドへ来て丸3ヶ月も経っていないが、心のどこかで日本を恋しがっていたらしい。




開店5分前に到着してしまったので、

店の前にある“道を歩いてたら急にSASUKE!”を思わせるモニュメントをとりあえず見上げる。





反り立つ壁を見ていたら5分経ったので来店。




このたまらなさが伝わるだろうか。


“なんちゃって日本”ではない、

ここはワルシャワの本当の日本なのだ。





当たり前なのだが、日本語そのままのパッケージである。


文房具は一式揃っており、





キッチン用品や収納用品、





化粧品や旅行グッズも揃っている。





多くはないが洋服も。

子ども用はないが、暖かい靴下も置いてある。





種類こそ限られているがお菓子も少し置いている。





レジ前に置いてあったミルクチョコはお店の人曰く『ベルギーで作られていて欧州限定』とのこと。

買おうか迷ったが、スーパーで売られているポーランドのチョコよりも甘いと店員さんに言われ今回は見送りに。






ただご注意したいのは、いつもの無印での買い物感が抜けないまま買い物をするとお会計で痛い目を見るということである。



無印の定番商品、『1個買っとこか』という気持ちにさせる生成色のトートバッグもワルシャワでは85ズロチ(約3,200円)。





ひよこよさんは今回こちらの3点を購入。





100均のあみ杓子を持ってきていたものの、もう少し目の細かいものが欲しかった。


全ステンレスでこんなに目の細かいあみ杓子は売っていないので、42ズロチ(約1,600円)だが必要経費と思って購入。



あと家の中で毛抜きを紛失したので、

made inJAPANでストレスフリーな毛抜きライフを過ごしたい。

毛抜きで毛が抜けないというストレスは計り知れないのだ。




店員さんに聞いてみたところによると、

ワルシャワに無印が参入してきたのは10年前だという。

8年前に現在の場所に移転したらしい。



無印良品



10年前からポーランドに無印があったことも知らなかったし、10年間撤退せず頑張っていることにも驚き、感動した。




ワルシャワの中の日本、無印良品。


訪れるだけでも元気がもらえるので、しょぼくれたらまた訪れよう。




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