まさかの3部作となったサンシェード物語もついに終焉を迎えるのだ。
今日は買い物に行こうかと思っていたのだが、取りやめて修理工を待つことにした。
12時20分。
玄関のチャイムが鳴り、修理工が到着。
よし、ちゃんとサンシェードを持参してきている。
おまけに顔合わせも3度目となれば、初回は笑顔を見せなかった彼もご挨拶からしっかり歯を見せた笑顔だ。
ひよこよさんも修理工が来る前から脚立をスタンバイして歓迎ムードを出す。
前回のサンシェード取り外しの時は2人で来たが、今日は古参の修理工1人であった。
今日のお昼間は雨であった。
いつものようにシューズカバーを渡したが、
雨でびっしょりのベランダと家の中を何回も行き来するため、カバーは全く意味のない代物となった。
教訓:ベランダと部屋を行き来する修理工にはシューズカバーは不要。
脚立に登りながら重いサンシェードを持ち上げる修理工。
我が家のサンシェードは上記の写真右下にあるボタンを押して自動で上げ下げするタイプである。
つまりは、エンジンを積んであるがためにサンシェードは重いのだ。
それをたまに歯を食いしばるような声を出しながら持ち上げる修理工。
大丈夫かと心配になり見ていると
苦しそうな声とともにずれ落ちたサンシェード。
あわや大惨事である。
『へへ…危なかったやんな』
と窓の外から修理工が笑いかけてきた。
今度はしっかりと取り付けて、
クライマックスには修理工といえばお約束のチラ見せも忘れない。
今回はお腹とぱんつの両方という、修理常連さまへの出血大サービス。
それにしても彼は何度もくしゃみをしていたが、
なぜ気温5度の中Tシャツなのか。
『風邪引かんとええな』
と思いながらリビングに戻るとケータイが鳴った。
長男がまさかの午前授業であることが判明。
次男は通常通りのスケジュールでバスで帰るらしい。
しかし長男はお昼ご飯も食べておらず、バスも出ないとのことで速攻でお迎えに行かねばならない。
急いで身支度をしながら修理工を覗き見ると、ベランダから外の景色を見ていた。
『申し訳ないんやけど、子どもの学校へ行かなあかんくて…』
と伝えると、
『作業はもう終わっとるで。
ほな、帰ろかな。』
と言ってきた。
修理工、ゆっくりしてたんや。
そしてそのまま夫婦の如く一緒に家を出た。
ようやく終わったサンシェード物語。
このまま不具合なく動き続けることを祈るのみである。
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