ひよこよさんは腰よわよわ人間である。




22歳の時に椎間板ヘルニアとなり、
それ以降は腰痛と戦っている。


油断するとくしゃみ1発でぎっくり腰になるので、必ずくしゃみの時は毎回
『今からぎっくり始まります!』
と脳内で覚悟してから1発かますようにしている。


そんな腰よわよわブロガー、ひよこよさんは
日本にいる時には週1で接骨院に通っていた。

4月のポーランド視察の時は出発日にも接骨院で治療してもらってからエコノミー15時間に臨んだ。
その出発日に日テレのNEWS.everyが“街の接骨院特集”をしていて、運悪く腰痛治療に悶絶するひよこよさんが全国放送されてしまったことがある。



そして今。

先週から腰痛が再発した。
腰痛というか、尻っぺたから腿にかけての痛みである。

屈むことが出来なくなったので、
すぐに持ってきていた腰のサポーターを巻きつけて過ごしていた。

これはもう誰かに押されたい。
尻っぺたの肉をごりごりに押されたいのだ。


ひよこよさんはスパ的な極楽マッサージではなく、マッサージガチ勢を探しまくった。


そして行き着いた先は





タイ古式マッサージだった。




ポーランドはアジア勢といったらタイ人とベトナム人であるほど、この二大勢力がとても多い。

街中にはタイベトナム料理屋さんが至る所にあるので、タイ古式マッサージ店も多いのだ。



タイ古式マッサージは施術されたことがないが、

伸ばしたり押したりしてくれそうだと、早速予約して行ってきた。



腰と尻っぺたが痛いのに5階まで階段という地獄。

この地獄の先に天国があると信じて階段を上る。





名前やら住所やら書くのかと思っていたら、

来店30秒で着替えを案内、1分で施術開始。





ひよこよさんは念のため、正義の味方Google翻訳でタイ語に翻訳をしていった。





『わし、若い頃に椎間板やっとりますねや。

今日は腰と尻っぺたから腿にかけて痛みがあるからいっちょよろしゅう』


と画面を見せた。


施術者のタイ人マダムはひよこよさんと全く同じ英語力であったため

『イイヨ』

とだけ言って施術に入った。



マダムは上手であった。


『コレはイタイネ。

スーパーストロングでイクヨ』


と腰から尻っぺたをこれでもかという力で押してくれる。


接骨院の矯正と昔旅行でおばあちゃんが部屋に按摩さんを呼んで施術してもらっていたマッサージとの、ちょうど中間がタイ古式マッサージであった。



『マダム、

マダムはポーランド語話せるん?』


と聞くと


『話セナイヨ。

ポーランド語、“シシシシ”言ウ発音多イネ。

ポーランド人、“シシシシ”バカリ言ウネ』


とポーランドジョークまでかましてきた。



『ハイ、リラリラリラ…(リラックス)』


とマダムが言うや否やひよこよさんの首と腰を捻って骨を鳴らしまくった。


見事に矯正され、痛みが引いた。



最後に頭皮をマッサージし、また首を捻って終了。


『終ワッタヨ』


と部屋を出て行ったマダム。


鏡を見るとマダムによってひよこよさんの髪型は





何故か平野ノラOKバブリーにされていた。





1時間の施術で144ズロチ(5,800円)である。


マダムのスーパーストロングマッサージによってこんなに痛みが取れて5,800円はありがたいことこの上ない。



ただ眉毛をごりごり押されながらスライドされるので、眉ペンだけは必須である。



帰りは眉なし帰宅で全然OKバブリーではないひよこよさんであった。




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