さぁ帰国差し迫ったこの週末。
日本は3連休であったが、ロシアでも『祖国防衛の日(男性の日)』の祝日があり3連休であった。
ひよこよさんは子どもの頃から行ってみたい所がある。
もう今でしか行けない。
行けるのなら行くべきである。
そうだ、サンタクロース村へ行こう。
サンタクロース村はフィンランドのラップランド県ロヴァニエミにある。
モスクワからはシェレメチェボ空港からフィンランドのヘルシンキ、そこから乗り継ぎでロヴァニエミ空港へ。
ヘルシンキからロヴァニエミは1時間半ほどで到着。
サンタクロース村に宿泊すると空港までお迎えのシャトルバスを出してくれる。
ロヴァニエミはとても雪深くて美しい。
早速サンタさんに会いに。
写真を撮って、少しサンタさんと話しておしまい。
ちなみに写真はプリントしたものが38€。
写真をダウンロード+お話した時の動画の2つがセットで45€。
このサンタクロース村は北極圏との境目で、村の中に境界線が引いてある。
自分の名前入りの北極圏到達証明書は6€で購入出来る。
さぁ話は進んで2日目。
トナカイのソリ体験を申し込んで、
(つなぎの防寒着は貸してくれる)
ご飯をあげる。
トナカイは乾燥した苔のようなものを、口をわぱわぱ言わせながら食べる。
わぱわぱが可愛い。
次はハスキーの犬ぞりに乗る。
ハスキーは初めやる気満々で吠えまくって鼓舞していたのが、疲れると速攻で注意力散漫になって可愛い。
ハスキーをなでながらおまりーを思い出す。
夜は『少しでも可能性があるならば』とオーロラツアーに駆け込みで参加。
『モイモイ号』というバスに乗ってオーロラスポットまで連れて行ってくれる、という日本の方が運営されているツアーを夫が見つけてきたので家族4人で申し込む。
くもりだったら当然見られない、気温や太陽の活発具合など色んな天候条件によって左右されるオーロラ。
フィンランドにせっかく来たのであれば、一度のチャンスに賭けてみたい。
(ちなみに初日は家族全員が20時に健康的に就寝。)
さぁ、どうだ。
がっつり出た
…しかしひよこよさんは初めて知ったのだが、
オーロラは肉眼では白くモヤがかってしか見えないのだ。
大きな薄い雲のような感じである。
写真を撮ると緑色へと変化する、それがオーロラなのである。
風景写真野郎と化し、せっせと写真を撮りまくる夫の隣で、ひよこよさんは白いモヤのみを見ていた。
『え、じゃあ…
よくテレビとかでオーロラを見に行くみたいな企画で
「うわぁ!見てください!オーロラです!オーロラですよー!」
と若い女性タレントが興奮してリポートして、
さらに時間が経過していくにつれて
「……きれい…。」
とぽつんと呟いて静かに涙が頬を伝う…
みたいなのってほんとは白いモヤのみを見て言うてたんか…。』
と、ひよこよさんの頭にモヤがかかる。
しかし、肉眼でのオーロラというのはそういうもの。
そういうものなのである。
サンタクロースに会えてトナカイのソリに乗り、ハスキーの犬ぞりと運がよければオーロラも堪能出来るロヴァニエミ。
ぜひともおすすめしたい場所である。
よろしくおねしゃす。
**いつも読んでいただき、ありがとうございます。
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ツアーでオーロラを見ると、ロヴァニエミ市長の名前が入った『オーロラを見たよ証明書』が貰えます。
今回、北極圏到達証明書と『オーロラ見たよ証明書』が集められて嬉しい。
証明書って、わくわくしますな。
これからもよろしくおねしゃす。**
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