最近スーパーでいちごをよく見かける。
かごいっぱいに盛られたいちごたち。
そこで登場するはげにげにー。
いちごの旬について聞いてみた。
「今ですよ、ひよこよサン。
モスクワでは6月がいちごの旬デス。
私の故郷、クラスノダールではもう旬は過ぎましたがネ。
モスクワでももうすぐ終わるでショウ。
そうしたらスイカの出番デス。」
ほう、今。
結構かご盛りで売られているため、甘いのか尋ねてみた。
「甘いデスよ。
レーニン(ロシア革命の父)の好物がいちごだったことから、モスクワにはいちご農園があるんデス。
ドモデジョボ空港の近くなんで、少し遠いんですがネ。」
レーニンの好物、レーニンいちご。
それはぜひ食べておきたい。
「ちょっと待っテ。
毎日売ってるか調べマスから…。」
さすがやな、げにげにー。
何も言わずともすぐに調べてくれる素晴らしさ。
かゆいところに手が届く男、その名はげにげにー。
「…ひよこよサン、誰も電話でませんネ。
でも調べてみたら、その農園からの直売がちょこちょこありますヨ。」
それがこのテント。
『いちご』と書かれたこのテント、モスクワに在住の方なら目にする人も多いはず。
こちらのテントはいちごの旬が過ぎるまでの期間限定。
ひとかご300ルーブル(約550円)。
形や大きさも不ぞろいで、
『さっきぶちぶちもぎってきましたわ』
と言わんばかりに枝や葉っぱも入っており、約1/4が熟れすぎている。
ものは経験としてひよこよさんもひと盛り購入。
「ひよこよサン、私も買ってきマス。」
食い気味で車を降りた彼は10分もの間吟味し、
「明日も買いたいデス。」
と言いながらも6パックを購入してきた。
肝心の味はというと、甘くてものすごく美味しい。
いちごの短い旬、げにげにー曰く
「あと5日デス。」
らしいので、まだの人はご賞味あれ。
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