ポメラニアンのおまりー(8歳)。
しかし日本の世間一般的に想像するポメラニアンはこのようなたぬき顔のポメラニアンであろう。
日本ではポメラニアンを『たぬき顔』か『きつね顔』として見ているが、たぬきもきつねもポメラニアンはポメラニアンである。
そしておまりーは『きつね顔』である。
一般的に『たぬき顔』は鼻が短く、足も短くずんぐりしている。
一方『きつね顔』は鼻先も長く、足も長めでスタイリッシュである。
こう言ってはアレなのであるが、ひよこよさんは幼きおまりーを『たぬき』になると思って飼った。
というより、無知なのだが
『ポメラニアン=たぬき』
くらいに思っていたのだ。
…ロシア語でポメラニアンは『шпиц』…『スピッツ』である。
ポメラニアンはドイツとポーランドにまたがるポメラニア地方の中型犬、ジャーマンスピッツが改良された小型犬。
なのでロシアではポメラニアン=スピッツなのである。
そしてロシア人の飼うポメラニアンは圧倒的に『たぬき顔』が多い。
9:1でたぬきである。
…いつの日だったか、おまりーの散歩中に小さなたぬきポメラニアンが近づいてきたのでご挨拶をしたことがった。
飼い主のお姉さんが
『あら。ポメランスキースピッツと◯◯スピッツやな。』
みたいなことを言ってきた。
◯◯は聞き取れなかったのだが、間違いなくポメランスキーと言った。
ポメランスキー…とは…
スピッツに種類があるのか。
と気になり調べてみると、こんな写真が出てきた。
ポメラニアン、たぬきときつねでそれぞれ名前があった件。
たぬきがПомеранский(ポメランスキー)で、きつねがнемецкий。
きつねとたぬきだなんて武田鉄矢的な比喩表現ではなくて、きちんと分類名があった。
あのお姉さんはおまりーのことを『немецкий』、つまりゲルマン(ドイツ系)のスピッツだと言ったのだ。
なるほど。
おまりーはロシアではゲルマンスピッツというポメラニアンだったのだ。
ポーランドのスピッツかと思って飼っていたらドイツのスピッツであった。
今日も北海道生まれ、関東・ロシア育ちのゲルマンスピッツをしこたま可愛がる。
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お腹そよそよするとすぐに寝る。
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ゲルマンスピッツ可愛い。
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